天雅日記令和版 

パワスポと開運がメインのブログです

#人材派遣

ちょいと法律屋 百式事件第二部 51、君らの手法を真似ますよw

第7回口頭弁論の3日前に、自分の陳述書とその証拠は出来上がった。 証拠説明書は、口頭弁論の3時間前。 そんなに遅れたのは単なる訴訟戦術で、早々と出してもどうせ被告たちから陳述書なんぞは出ないので、こちらだけバカ正直に手の内をオープンにする必…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 50、流れ弾でも大損害

自らが強硬に望んだ証人喚問でも、尋問事項書に対しての陳述書を、多分否王はまた出さないだろうが、こちらはただでさえ良い心象をさらに良くするためにも、きちんと陳述書を出すことにはする。 無論、今までも準備書面や陳述書の中に否王への攻撃の中には飛…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 49、証人というものは

二人ともかなり驚いたようで、裁判長などは口を大きく開けながら何度も頷き、俺が提出した陳述書と俺を見比べながら驚いている。 書記官のお姉さんもかなり驚いてはいるが、嬉しそうに驚いている。 その理由は、普通は証人ともなれば、本訴訟の流れを熟知し…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 48、名乗ってみた

閉廷後、脱兎のごとく退室する被告側とは対照的に、百式が書記官と裁判長に尋問事項書と陳述書の書き方を習っている。 小学生が初めて分数の割り算を学ぶように、まったく説明が反映されていない空気は伝わってくる。 まあ、分かんないよな。俺も最初は分か…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 47、陳述書すらも無く

否王の弁護士である妖怪電卓ジジイの暴走はさらに続き、否王から私怨への移籍に際しての損害賠償の差額にまで及んで来る。 てか、電卓ジジイは、法廷ではもう何度も「もはや主張は無い!」とか言っていたんだが、まだ主張があるならきちんと書面に起こせよ。…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 46、暴走の電卓

今回通されたのは、予想に反して小法廷。 前回の裁判長の職権による和解も驚いたが、何よりも円卓では無いので俺が参戦できない。 事前に打ち合わせした戦術は、すべてが無駄となってしまった。 仕方がないので傍聴人席でくつろぎながら被告席を眺めると、今…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 45、望むは判決

あれから1ヶ月あまりだが、相変わらず百式に文章を作らせると時間ばかりが過ぎていき、納期の10日を平気で越えたことから、またしても自分が作ることになった。 ここでむかつくのが、百式がPSPの戦場の絆では階級が大将になっているのに(俺は中将)、…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 44、飛脚の不満

俺と否王弁護士のコントを無表情で聞き流す、偽予想GUY。 主張は無いと言いながら主張を続ける否王弁護士とは違い、こちらは一刻も早く和解を締結したいようである。 そこにインチキ占い師と風変わりな弁護士による、円卓法廷でのコントである。 何気なく…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 43、不敵に笑う策士

前回の続き 俺(再び発言をさえぎりながら)「計算機使う?あるよ」 百式(受け取りながら)「はい、今すぐ計算します」 電「だから、他の資料だってここも、ほら、これもだよ!いくら見ても同じことが書いてる!」 俺(満面の作り笑顔で)「計算中ですよ、…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 42、円卓の意味

前回の続き 俺(上目遣いで含み笑いをしながら)「でも、先生が出した資料が間違っているんだから、こちらも間違えたんですよねぇ?」 電卓ジジイ(以下電)「そうだけど、それでもこんな高額の間違いは無いよ。資料を出すのなら正しいものを出さないとさ」 …

ちょいと法律屋 百式事件第二部 41、主張は無いはずですよねぇ?

裁判長がスーツで入室し、審議が始まる。 裁判長の判断(職権)で、円卓での和解を進めることにしたとの説明がなされる。 まあ、そうだろ。 よくよく考えれば、前回新たな主張は無いと愕然としながらも、電卓ジジイ(否王の弁護士)も言っていたんだから、和…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 40、新しい地裁

多摩モノレールの操車場から南西に広がっている、米軍に戦後接収され、その後に返還された広大な海軍航空隊の基地の跡地。 この跡地を再開発し、今ではさまざまな公的施設が立ち並んでいる。 プールで有名な昭和記念公園もこの跡地の一角だが、基地の跡地を…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 39、また、訴訟当日

次回の公判までに、裁判長から宿題が出されていた。 それは、双方の主張が広がってしまい、論点がずれているかもしれないので、その論点を箇条書きにまとめて欲しいという裁判長からの要請であった。 無論、主張を広げたのは被告側の事実に基づかない主張か…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 38、復代理

食後の一服を楽しみながら、百式は語る。 「なんか、弱っちそうな小僧の弁護士でしたよ。今度の相手は」 てな百式のコメントだが、そんな相手を飛脚が遣すわけはない。 そいつは間違いなく、君の勘違いであろうよ。 つーか、法律家だけではなく、代理には復…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 37、「されたし」ねぇw

飛脚側は律儀にも回答書をこの公判でも出してきた。 さすが、日本一を自ら以って称してる運送屋さんが依頼した、日本一だと思われる労務関係の弁護士先生である。 きちんと反論はしてくるのだから見上げたものだ。 んでも、反論を出せば出すほどきつくなるの…

ちょいと法律屋 百式事件第2部 36、主張はもう無く

否王からの主張は、もう無かったそうである。 まあ無いだろう。 てか、有るか無いかの問題ではなく、ユニークで奔放な認否主張をすればするほど、正論と被告たちの違法行為を前面に出した新たな主張で論破されるのだから、迂闊なことは言えないはずである。 …

ちょいと法律屋 百式事件第二部 35、30分は無駄に過ぎ・・・

仕事場での休憩のたびに、メールチェックを行う俺(禁止行為)。 裁判は13時からであり、今は15時。 しかしメールも電話も無い。 痺れを切らしメールを送るが、返事は無い。 16時の業務終了後に来たメールには 「後で、食事のときに説明します」 との…

12月10日 負け犬は一生負け犬

パンドラM(36歳)さんが強制退職になることはこのブログでも書いたが、その後の経過報告がまったくないので尋ねてみると、もうこの件は良いと告げられる。 パンドラMさんは、小学校から中学校卒業まで、一貫して苛められ続けて来た過去を持つ(本人談)…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 34、百式、一人

あまりにも百式がグダグダなので、怒りを感じる今日この頃。 本来は有休休暇を申請していたのに、計画担当社員の馬鹿な小僧のせいで、次の公判には出られなくなる俺。 まあ、もう充分文書で主張はしてあるから、百式一人でも問題は無いはずなので、訴訟当日…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 33、遅い!

準備書面が一段楽したころ、百式に催促の電話を入れる。 俺は表計算ソフトが使えなかったので、エクセルならまだ使える百式に証拠資料の作成を依頼したのである。 業務なら燎に依頼するのだが、この百式訴訟は俺の座興で始めた戦争なのだから、いくら部下と…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 32、2段構え、再び

翌日より、再び準備書面の製作に入る俺。 今回の準備書面では、再度2段構えの戦術を取ることにした。 否王のほうには労基法15条をもとにした主張で相手の違法な認否主張を潰しながら、飛脚の違法業務をベースにした例話を織り交ぜて主張しておく。 それと…

ちょと法律屋 百式事件第二部 31、代表として

ジャバザハットに似たサガットが、食堂に現れた自分たちを見て嬉しそうに微笑む。 放課後の狩り(モンハン)に来たと信じているらしい。 目顔でサガットを下がらせようとするが、この小僧は空気は読めない。 人の気持ちをまったく斟酌できない上に、自己都合…

30、見捨てることも、考えた

裏門を出て、食堂への道すがら、ふと足を止めた百式は、思いつめたようにその口を開く。 百「この3日間考えました。それで仕事中はロッカーから携帯は出さないことにしたんです。これでどうでしょうか?」 俺「交渉できる立場か!文句が有るなら携帯も取り…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 29、34さいのガキ

あれから3日が過ぎ去った。 百式からの連絡は特に無い。 派遣会社のほうには詳細を報告し、メールが使えなくなることなどから迷惑を掛けることは告げてある。 異議は聞く気は無いので、強硬な手段かも知れないが、俺のポケットマネーから出ている携帯で、作…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 28、一部機能削除

仕事が終わり、いつものように会社の食堂に向かう俺と百式。 取り立てて裁判のことも何も聞いては来ない。 つーか、先ほど慌てて走り去っていったおかげで、周囲からの叱責はなかったようだ。 まあ、叱責があるかどうかは俺には関係は無いことで、これから先…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 27、天雅の激怒

尖兵で終わるのか、このような派遣問題解決法の開拓者(代表)として立つのかを相談するために、休憩所で百式を待つ俺。 百式はヘビースモーカーで、休憩のたびにたばこを吸うのが通例である。 喫煙室の近くのソファーに座る俺に対し、目礼を交わしたのみで…

百式事件番外編 大勝利!!

ついに派遣社員バカ中年二人組が、飛脚便&否王連合に完勝しました! 昨日、和解書が、立川の地裁より百式に送達されたので、これであとは否王が金員を振り込めばマジで終了です。 合計年収が600万円程度の中年派遣連合が、合計年商約9000億円(飛脚…

百式事件第二部 26、開拓者か尖兵か

否王が出してきたタイムカードの内訳には、遅刻の証拠だけではなく早退の表記まであるのだが、それだけではなく30分以下は切り捨ての証拠となる、計算結果まで記載されているのである。 通常飛脚の仕事は30分以下の残業は切り捨てとなる。 8時29分ま…

百式事件第二部 25、2段構え

第3回口頭弁論では、否王側の主張にはほぼ対抗は行ったが、詳細な計算が必要な1点のみは残してあった。 さすがに3日しかない状態で、計算式までやってられないし、主張自体が労基法15条で簡単に潰せるので、あとで対抗の主張を出すつもりなのである。し…

ちょいと法律屋 百式事件第二部 23、百式署名

ブログでも投票を求めたが、百式の訴訟では否王側の落ち度のために紛糾している問題はとても多く、中でも時給問題はその最たるものだと思われる。 労働条件の明示義務は労基法15条に定められているように、使用者側(企業)にその責任が帰属し、後でこの件…