天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋 百式事件第二部 33、遅い!

準備書面が一段楽したころ、百式に催促の電話を入れる。

俺は表計算ソフトが使えなかったので、エクセルならまだ使える百式に証拠資料の作成を依頼したのである。

業務なら燎に依頼するのだが、この百式訴訟は俺の座興で始めた戦争なのだから、いくら部下といえども巻き込むわけには行かない。

その逆に、以前燎は自分の身勝手な考えから、嘘田狂子の件で俺を利用し、最後は俺を裏切り、俺の敵に回ったのだが、こちらもその時だけは心を鬼にして最後まで敵に回り、燎を精神崩壊寸前まで追い詰めたことはある。

とはいえ、百式事件は基本は俺の趣味なので、休眠状態に有るとは言え、自分の会社を私用で使うわけには行かないのが経営者としての俺のポリシーなので、燎にこの表計算は依頼しなかったのである。

まあ、この表製作を燎に依頼すればニルヴァーナの業務とは別なので、この料金をまともに経理士の燎に頼んだから、胃が痛くなるほど請求が来るんですけどねw。

が、甘かった。
否王側の表記の仕方が杜撰なこともあるのだが、百式の計算が微妙に間違っているのである。

それを何度もチェックし、何度も書き直させる。
気が付けば、公判まで1週間もない。

何とか出来上がった証拠書類の時給計算表を入れ、準備書面を発送する。

遅いんだよ、お前さんは何事も。
死ぬ気でやれよ、お前の戦争なんだからよ!