天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋 百式事件第二部 3、1日のずれその2

 
そして2つ目の疑問が、否王が出してきた私怨と百式の労働契約書の日付と、飛脚の行政指導の新聞記事の日付が、1日違いだと言うことである。

飛脚が行政指導を全国的に受けたとのナベツネ新聞の記事の日付は平成17年9月22日。
私怨と百式の労働契約の締結日が、その前日の平成17年9月21日。

新聞記事では、違法な労働状態(偽装請負を含む)の改善を表明し、何よりも派遣会社のミスにより巻き込まれた形での過失であることを前面に出しているが、俺がこの直後に働いていた現実では、まったく改善などはなされておらず、偶然にも本訴訟ではこの時期から1年後まで何の改善も行っていなかったことが露呈してしまっているのである。

ようは、国への報告とは違い
「まったく改善していませんでした、現実には」
と言うことを、飛脚の直接的な落ち度ではなく、巻き込まれた形で始まった訴訟の中で主張されてきたもんだから、とにかくこちらの戦意をくじいて、こちらが降りることを望んでいるのかもしれない。

まあ、なんにせよ、飛脚はこの時期(平成17年の秋から翌年の春先まで)に行政査察を掛けられることが明白なので、今までは派遣法なぞ最初から無視して長年働かせていた現実を、書類上だけでも請負として労働者に納得させ、この契約書を飛脚に提出し、飛脚はさらに厚労省に提出して、業務改善内容の一環としたことは間違いないような気がする。

んで、こともあろうに、たった40万円の支払いをかわすために、この契約書を否王がこちらに出してしまったので、うまく過失を主張していた流れが、なぜか訴訟とそれに繋がる行政処分を否王が引き起こしてしまい、今度こそ意図的な違法操業状態を立証されてしまうかもしれないんだから、腹立たしいことこの上ないのだろうねえ。

偶然日付が近いとの主張は可能だろうが、百式が10年働いていた中で、この契約書を書いたのは最初の就業前とこの日だけなんだから、被告たちが行うであろうこの主張では説得力は非常に薄く、飛脚の指示で否王が労働者との業務契約内容を改定したと考えるほうがスマートである。

確かに加害者ではあるんでしょうが、凄く可哀想なんですけど、飛脚も。

この予想が確かなら、第2回の口答弁論用の準備書面などは提出させたくないんだろうし、適当な言い訳で、この訴訟自体が意味の無いものであると労務問題では日本有数の弁護士が主張すれば、常人なら逃げ出すわな。まあ、普通はw。

ここで逃げないのがバカ中年の自分たちなんだけどね。

んでも飛脚には手心を加えないと。
なぜなら、ここも被害者だから。
難しいな、否王にだけ大ダメージを与えるのは。
まあ、もう少し考えよう。

続きは明日 ※某飛脚便はアマゾンさんと提携していました・・・。