一部のマニアからの支持が、未だに根強い都築和彦。
ただ、都築氏の絵柄は女性に言わせると、本棚にある場合は成年コミック並みにイタイらしい。
少なくとも、成年コミックの場合には、そういう本だとスルーとなるが、見た目がロリ絵で内容がけっこうハードだと、なんとなくきついものらしい。
んで、本作なんですが、巫女系のイラストが好きなら、それだけで購入してください。
えーと、この構成が理由で、強制的に連載を打ち切られたんじゃ無いですよね、都築先生?
しかし時代考証や取材などは、かなり綿密にやっておられたようで、あとがき風味な単行本収録時のおまけ書き下ろしページは、ものすごい濃密な物になっています。
ブラックジャックによろしくの作者が、単行本の絵は金に成らないから書かないとか言ってたらしいですが、お金にならない仕事でこれだけ綿密にやってくれてる都築先生はすごいです。
ちなみに屍姫スタイルなのか、みををはじめとしてタカヒメとかも、超ミニの巫女服なのにパンチラ系は有りませんが、よくよく考えればこの当時は襦袢とかは無い貫頭衣の延長線上なので、下着とか無いような気がしますな・・・。
多分続編は出ないと思うんですが、古代とか神社とかに興味が有る人なら、購入をお勧めいたします。
追記
※画像はサイトから無断でいただきました。
てか、メールフォームがどこにあるのかわからないし・・・。
それと、この赤い仮面のエピソードは無いので、これが構想中だった続編なのかも?