天雅日記令和版 

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「小説・震災後」

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アメリカ嫌いのガンダムマニア、僕らのブンゴー福井春敏先生の新作小説。
 
ガンダムUCで売れまくっていたので、良くある作者の趣味で出した売れない流れのエラー作かと思いきや、予測を裏切り中身はいつものハードな福井作品。
 
それどころか、自分が若年者層からカウンセリング中に感じていた将来への絶望を、エネルギー政策の面から説明してくれているので、本書籍の前にレビューしている「原発が無くても電力は足りる!」を読んだあとに読むと、けっこうなリアル感がありまする。
 
そうなんだよな、世間が節電ブームに沸いていると確かに技術革新は停滞するんだよな。
 
てか、原発は基本は無くても大丈夫だろうけど、43歳が思う将来への懸念や不安と、中学生が背負わされた放射能の負債はレベルが全然違うもんだし。
 
また、自分も原発ムラの住人に体よく騙されていた口ですが、騙されていたとはいってもこのような事故が無ければ粘り強く検証することすらしなかったのだから、責任を全て東電とかに擦り付けて非難ばかりしているのは、責任ある大人の態度ではないと反省することしきり。
 
まあ、それでも、福島原発から撒き散らされている放射能の毒を、加害者側であることは疑いようの無い東電が、東電とは無関係の定期降下物と切り捨てて、責任を回避しようとするのにはマジでアタマには来るけども。
ちなみに、以前にこのブログでも書いた、中国戦線に従軍経験のある祖父は、戦後は福島の村役場に勤めていたのですが、原発のことは非常に否定的でした。
 
まあ、ネットもツイッターも無い時代だから、高精度の情報は集まっていないにせよ
「じゅんちゃん、原発のことは、じいちゃんは信用できない。馬鹿にされても良い。あれはダメだ」
とかなり否定しておりましたので、30年前当時でも役場勤務の流れから黒い噂レベルは耳に入っていたのでしょう。
 
将来のことは考えても、確かに昨今の子供は未来のことは夢見ませんな。
 
俺なんざ、二輪の大型免許取得中なので、
「ZX12R安いじゃん!買うか、とりあえず!」
とか、意味無く夢ばかり見ていますが、これも日月神示読んで流れがわかるから騒いでないだけで、普通なら原発デモに参加するか、現実から目をそむけて淡々と生きるかのどちらかだし。
 
 民主党の亡国政府と、原発利権にベッタリの自民党中枢は、今後は福島に世界中から原発の廃棄物を集める算段でモノを考えているようだし。
 
穢れた土地の浄化よりも、穢れた土地に不浄物を運び込むほうが確かにビジネスとしては正しいけど、東日本の人民を愛し、相馬の土地を非道な朝廷から守り抜いた相馬の殿様のご先祖様は黙っちゃいないから覚悟しやがれ。
 
世界最強の米軍ですらも恐れた力は未だに健在だし。
 
首都に地震を起こさないのは愛する人民のためであり、国土を汚し続ける売国奴は保護対象ではなく排除対象なのだから、そのへんをよくよく考えて欲しいもんです。
 
脱原発を叫ぶのなら、この2冊はオススメです。ええ。