天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋34 天雅、大いに切れる!

 訴状の準備書面の再編集に追われていると、百式に作らせた時給計算書式のみが間違っていることに気が付く。

百式はエクセルを使うことを望んだが、計算自体は時間が掛かってもいちいち電卓で計算するほうが確かだとこちらが反論しても、百式が強硬にエクセルを使うことに固執したのでやらせたのだが、大幅に金額が違うのである。

俺が思うに39引く36は3である。
だが、百式がエクセルで計算すると、約12になっている・・・。

12万円掛ける7か月分なので、請求金額は80万円を超えている。

これでは法廷での裁判官への心象は、大いに悪くなってしまう。

百式に事の真偽を問質そうとしても電話に出ない。
仕方が無いので会社の食堂で百式を待つが、やってきたのは遅刻ギリギリ。

一服のときに状況を百式に説明すると、しばし黙考し、やがて一言
「分かりましたよ、間違ってた原因が!」と告げており、百式は事の重大さをまったく理解していない。

周りに人がいないのを確かめ、百式を俺は怒鳴りつけた。

天「(時給計算式)これしかやらせていないのに、俺の言う通りにもやらないでお前は間違ったんだぞ。その態度は何だ!」
百「いや、だから、数値が間違っていただけで・・・」
天「言う通りにやらせて間違っているなら納得もするわ。やめろと言っても安易なエクセルでの計算を選んだのはお前だろ。提出しちまったんだぞ訴状は。もう裁判は一人でやれ!俺は知らんからな!」
百「・・・」
天「だいたい訴状が受理されれば、後は2ヶ月もしないで訴訟が始まるんだぞ。分かってんのか?」
百「はい、それは」
天「訴状の説明不充分な箇所に付いては、口頭での質問が裁判官よりされることもあるんだぞ。お前はそれに答えられるのか!」
百「ええっ!!!」
天「何度も説明したんだが、やっぱり聞いて無いんだろう。どうすんだよ、質問されたら?」
百「はい・・・」
天「とにかく俺はもうしらんから、後はお前が好きにやれ。いいな!」

俺はロッカーから代理人契約書を出してきて、百式の前で破り捨てた。
これで代理人契約は解消である。

続きは明日 
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