天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋33 訴状受理(宿題アリ)

 時間ぎりぎりの提出なので、今日は一応訴状が完成したことだけを告げて、後日に出直そうとすると、きちんと見てくれるとのこと。

淡い期待を抱きながら、返却されることが無いようにと祈るが、時間は無情に過ぎてすでに6時近くである。

ここ数日の疲れから、体の節々が痛む。
特に偏頭痛がすごい。

そばで百式が自分の体調を気遣うために、状況を説明すると
「それなら自分も勤行(ごんぎょう)を徹夜でやったときに似たようなことがありました」
などと、怒りを招く発言を行う。

誰のために俺がこんなに苦労しているのか、こいつは分かっているのだろうか?
大体、くだらない会社に10年も在籍していたから、こんなことになっているのに、どうでも良い趣味の大作経と同列に扱われては、腹が立つのも無理は無いと思う。

本当は即座に殴り倒したい衝動に駆られるが、ここは地裁である。
ただでさえ招かれざる客なのに、ここでさらに傷害事件でも起こしたら、まず訴状は受理されない。

「限界を超えるときには、体にも心にも無理は来るモンですよ」などとさらに低俗な大作経の話を続けようとするので、睨みつけて黙らせる。

自分は信教の自由は認めるが、他宗教を一段下に置くことから論理展開する大作経は、最終的には他宗教の信者を同列には認めない。
自分の信教の自由は貫くが、他人の信仰を同じように認められないのなら、それは信教の自由を身勝手に主張することと同意義なはずである。

なにより、初期段階で大作経の仲間に法的知識の援助を申し入れても、結局「陳情さえ聞き入れればそれで終わり」と高をくくったのが俺を連れて行った小平支部であり、「一緒に祈りますから、がんばりましょう」などと、なんら実効的にもならぬ愚策を前面に押し出し、仲間の苦境を見捨てた二世信者の選民思想の元となるその教えのことなど、中立の俺が良く思うはずは無いのである。

さらに待つこと10分、百式の名前が呼ばれ、係官は百式のことは見ようともせずに、更なる宿題をこちらに申し渡してきた。
と言うことは・・・。

「被告別の被害内容とその金額を別な準備書面で提出してください。いったんは訴状は受理しますけど、それが無ければ不受理とします。」

宿題は出されたが、これで訴状はとにかく受理された。
まあ、ここまで返却されてきた訴状を、その都度オーダーどおりに作り直されれば、門前払いも不可能と言うことかも知れぬ。

百式とともに係官に頭を下げ、八王子の地裁を後にした。

続きは明日 
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