天雅日記令和版 

パワスポと開運がメインのブログです

ちょいと法律屋32 気合勝ち

 睡眠時間を削り、提出するたびに新たな課題を付き付けられ、結果的に受理されない訴状。

国立と八王子の往復だけで交通費も掛かるし、百式はジュース代すら持っていない。
これで34なんだから、発作的に絞め殺したくもなるが、戦うことを決めたのは自分である。
自分で決めたんだから、愚痴を言うのは恥である。

ゆえに、嫌がらせのように出される新たな課題に対し対応を重ねてきたが、本日ようやく光明が見える。

「被告すべてに対する請求と原因を、被告それぞれに分けて欲しい」と言うもので、これならば、そこいらのネットカフェでプリンターを借りて編集すれば、2時間も掛からない。
今日は確実に訴状を提出するために、文章をすべてSDカードにコピーして持って来てあるし、普通のワードが使えてプリンターが使える場所ならば、容易に打ち出しは可能である。

しかしこの先が長かった。
行く先々でプリンターが故障しており、さらに席代も二人分掛かる。
さらに、地裁の窓口には今日中の提出を宣言したものだから、そのプレッシャーもある。

ようやく4件目にしてプリンターのある店を見付け、一気に文章を編集しなおすが、今度はワードなので一太郎で作られたこの文章ではページ数が出力されない。

さらに、一枚プリントするごとにコピーよりもお金が掛かるので、総数60ページ以上のこの枚数では、出力だけで3000円近くの出費となってしまう。

そこで1部のみ印刷し、残りは近くのコンビニでコピーすることにした。

1部出力し、それにいちいちページ数を百式に記入させて、終了後に時間を見るともう午後4時である。
「あと1時間しか無い!」
地裁近くのコンビニで200枚以上のコピーを終え、すべてをホチキスで留め、地裁の窓口に提出したのは4時55分。

疲れ切った顔で先ほどの係官を見ると、「本当に来た!」と言う驚愕の表情が見てとれた。
根性だけはそうそう負けませんよ自分。まあ気合勝ちでしょうな。

続きは明日 
※某飛脚便はアマゾンさんと提携しています