天雅日記令和版 

パワスポと開運がメインのブログです

3月7日 WR250Rインプレ

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 痛む体に鞭を打ち、昨日のうちに連絡を取っておいたYSPに新型の試乗に行く。

その新型の名は、WR250R。
250単気筒なのに、70万円もする凄い奴である。

さらにこの新型のすごいところは、その昔にほぼレーサーとしてデビューしたKLXを真似るように、2007年度のテクノロジーでほぼレーサーのまま一般車として開発したものだから、性能ももの凄い。

で、エンジン音を聞いてみると、とてもノーマルマフラーとは思えないほどの迫力で、このままでも充分な音量である。
てか、これ、音が大き過ぎるだろ。これで合格してるのか、本当に?

足つき性は、多少だが悪い。
まあ、こんなもんは走り出せば関係ない。
無いと言ったら無い。大丈夫、オフロードがメインなら。

大体の試乗コースを説明されるが、左折しかないのでは分からないので、勝手に右折とかもしてみた。
ここは地元の一部なので、まあ問題無いだろ。

以下は、WR250Rのインプレです。

足つき性
身長170では多少悪い。
てか、サスが沈まないので、その分高いような気がする。
シートが柔らかいのだが、今イチ包みこむような柔らかさは感じられない。
新車ではこんなもんカモ。

足回り
KLXのしなやかな足まわりに、強靭さを兼ね備えた感じ。
もっと分かりやすく言うと、ブロックパターンで舗装路を走ると生じる、あの独特の乗り心地の悪さが感じられない。
これはサスの動きがしなやかだからであり、小さいギャップくらいではライダーにはショックを感じさせないほどの出来だと思われる。

フレーム
さすがのアルミフレームで、剛性はバッチリ。
素晴らしいサスと相まって、100キロまで一気に加速しても、全く不安はなし。
80キロからの急ブレーキや、ジャックナイフ気味のブレーキ、ウイリーでもぶれないできちんとしてる感じ。
もちろん無理目のコーナースピードでも問題なし(速度はご想像にお任せします)。
てか、俺、一般道で試乗車なのに、こんなことしちゃダメだろ…。
おまけに怪我人で、まだコルセットしてるし。

エンジン
250じゃありえない加速。
下が弱いとかぬかしているインプレが多いが、少なくとも平地では無敵でしょう。
「じんわり開ける」と称して、任意に全開出来ないライダーならそうなるのかもしれないが、アクセルの付きは良いほうだと思う。
てか、バクダンキット入れてるKLXよりも、ピックアップは凄いです。
加速から言えば、KLXよりも全然早いです。
多分、KLX300よりも早いかも。

ブレーキ
これも最高。
どのくらい最高かというと、100キロからのフルブレーキングで、オンロード並み(RVF400程度)の制動距離で止ります。
さらにブロックタイヤなのに、舗装路でロックしません。
無理にロックさせればしますけど、普通の人なら握りゴケとかあり得ないはず。

まあ、ブレーキだけではなく、サスもフレームもいい仕事をしてるだろうからなんだけど、このブレーキは凄いです。

長所
すべてにおいて、250クラスのオフロードを凌駕しています。
値段も、高くはありません。
むしろ安いです。

短所
これだけの性能では、間違いなく寿命が短いです。
KLX250は7年持ちましたが、素晴らしいオイルを入れても、この性能では寿命は3年くらいだと思います。

さらに、ブレーキのウェーブディスクのおかげでパッドの減りも早いでしょうし、エンジン内部のバルブもチタンを使用しているので、ここでも寿命は短いです。

総評
俺なら、DR-Z400を買う。
よく出来てるけど、やっぱり250なので、全体的に無理をしてスペックを叩き出している雰囲気が否めない。
余裕が感じられないんですよ、高性能過ぎて。

んでも、セカンドマシンとしてなら、買うかもしれない。
まあ、DR買っちゃうから、あれの車検を切ればクローズドコース専用車となるので、俺にはどちらにしろ不要な車体なんだけれど。