東伏見稲荷（〒202-0021 西東京市東伏見1-5-38）

公式サイト

：http://www.higashifushimi-inari.jp/

 

御祭神：宇迦御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神

 

青梅街道を立川から新宿方面に東に走ると、左手に見えて来る巨大な鳥居が目印の東伏見稲荷さま。

 

名前のとおりに京都の伏見稲荷さまの系列であることから、密教系の荼枳尼天さま由来の稲荷信仰のように、一般的に粗末にすると祟ると言われることはほとんど無いので、ライトな参拝がメインの通常のお参り女子にもオススメ可能な稲荷神社。

 

稲荷神社と言うと商売繁盛とか、そう言う目的で参拝する人が多くてアレなんですが、実際は日常生活の困りごとに膝詰めで相談に乗ってくださるありがたい神様なので、２１世紀のＯＬさんが直面するような困りごとにも力を発揮してくださるんですなこれが。

 

つまり、セクハラとかパワハラとかの上司とのトラブルを沈静化するとか、浮気バンバンの困った彼氏を諌めてくれるとか、普通に幸せになれる縁結びのお手伝いとか、求職中のご支援なんてのも気軽に笑顔で引き受けてくださいます。

 

さて、パワースポット的な側面で見ると、元が小高い岡（と言うか小さめの山）全体に京都の伏見稲荷を模して建てられて伏見稲荷様を勧請して有るので、見た目よりもかなり強い神気が有るのが特徴です。

 

特にパワスポ的に自分が一番強く感じるのが、本殿の真裏から宇賀神社まで。

 

まあ、人により変わるのでしょうが、本殿の裏手に在るお塚と呼称する摂社群は、それぞれご利益が違うため、どうせなら全てに手を合わせておくほうが好い感じです。

 

ちなみにワタクシは、基本的に日本の行く末とか、リアルに国家単位のマクロなことを祈願するのが好きなので、本殿の真裏の倉稲魂神（宇賀神）様に一番パワーを感じるみたい。

 

ちょっと霊感のある方なら、このお塚と呼ばれる神域を、忙しそうに走り抜ける御眷属の稲荷様の神気を感じることも出来ると思います。

 

んで、こちらの神域の感じを覚えておくと、町中にある稲荷社とかにきちんと神様の通い路が通っているかどうかも判るので、自分のようにハグレ稲荷に厄災を背負わされることも少なくなると思います。

 

地元の方の崇敬も篤く、気軽に縁日である初午にバイクで乗り付けたら、物凄く混んでいたので驚きました。

追記
その昔にトラック運ちゃんの時代に京都の伏見さまにも参拝しましたが、占い師になる前の殺伐とした時代の参拝だったので、感じる神気の違いは語れません。

 

ただ、伏見稲荷様の御眷属の稲荷様は、どちらかと言うと大口真神様に近いので、そのこともあり伏見稲荷様系列の稲荷神社なら、自分が手を合わせても問題ないのかもしれません。ええ。

 

さらに追記
油揚げを好むのは御眷属の稲荷様なので稲荷神社の神様が油揚げを好むと言うよりも、稲荷神社の神様の実働部隊である御眷属の稲荷様が、気持ちよく働いてくださるようにあらかじめ感謝の気持ちでお供えすると言うのが正しいようです。

 

まあ、元はネズミの油揚げだったらしんですが・・・。
そんなものは２１世紀の日本では、入手困難だし。ええ。