天雅日記令和版 

パワスポと開運がメインのブログです

青空にとおく酒浸り

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知る人ぞ知る、安永航一郎の新作単行本。

最近では18禁同人誌にしか描いていないと言う噂でしたが、いつの間にやらコミッリュウで連載していたらしい。
ちなみにこの作者の安永航一郎氏は、これまた知る人ぞ知る「県立地球防衛軍」で月間サンデーで人気を博していたんですが、「陸軍中野予備校」が連載途中で休載したころからサンデーを離れたために、ワタクシも氏の作品を目にすることはありませんでした。
 
んま、当時の自分は、今の就職氷河期の人たちが聞いたら本気で怒りそうなFF転職やドラクエ休暇を取っていたゲーム世代なので、派手に家庭用ゲームに金をつぎ込んでいたことから本にまでお金が回らず、さらに峠を攻める用のスターレットにバンバン投資していたので、マンガなんかあんまり買いませんでしたよ。ええ。
 
さて、本作品ですが、アニメおたくには強い町の立川でもなかなか売っていないのに、ワタクシが入手したのは神話の地である出雲。
正確には松江と、出雲空港近くの大型書店なんですが、都内のアニメイトでも品切れなのになんで出雲では普通に売っていたんでしょう?
 
んで、内容はというと、MM(マイクロマシン)のキャリアーである二人の少女の物語なんですが、若干SF考証が独創的なのと作者本来のストーリー展開で、普通のギャグマンガになっています。凄く面白いんですけどね。
作者的には貧乏くさい「よつばと!」を目指したそうですが、いつの間にやら「非人道的なじゃりん子チエ」になったとのこと。
 
話は若干違うんですが、主人公の一人である小朝のパパは、百式事件の百式大作に容姿から性格、はては生活パターンまでそっくりです。

商業高校出身なので、ギャンブルは非効率だと痛感していることからギャンブルはやらないだけで、あとはほぼ同じです。ええ。
 
確かに見た目がこれじゃあ、あんな否王みたいな愚劣な会社でもクビになるよなぁ・・・。
 
※FF転職・ドラクエ休暇
20世紀の終盤に流行った、RPG攻略マニアの究極系。
リアルに寝食を忘れて攻略に勤しむため、今風にいうところの廃人になるのだが、このころのゲームは容量も小さくストーリーも短いので、だいたい10日程度でこの廃人状態が終わる。
 
そのためにいちいち会社を休むのは面倒なので、一気に転職とかを企てていたクズのことを指す。
有休が有る一般的な会社員は、これが休暇になるだけの話。
 
ちなみにトラックのドライバーは、有休は転職直前まで使えないことが通常なのと、ゲームのビッグタイトルは数年に一度しか出ないことから有休がたまり、書類上では前の会社に在籍中にビッグタイトルを攻略しながら別な会社に就職もするので、この間にトラックで気まずい事故とか起きると責任問題は果てしなく揉めそうな感じw。