御祭神:歓喜天(聖天)・十一面観音
当時の面影などはさっぱり無く、下町には似つかわしくない裏通りの広さが目立つ町並みがそこここに続いています。
その理由は問屋街だからで、靴とか、バッグとか、ベルトなどの服飾品の小物の製造や卸しがここいらには軒を連ね、その流れから店頭処分品などの靴が、丸井で2万円クラスのものでも2000円から購入可能。
そんな商業地域の片隅にある待乳山。
パワースポット的なことを今更述べるまでも無く、こちらは本堂から入り口の石段まで、すべてがパワースポットに該当。
手をかざしてキャーキャー系の人は、本堂の前の賽銭箱でお賽銭入れて、手を合わせて(拍手はNG)、揺るやかに石段を下りながらパワーをチャージしてください。
それと、このあとの記事に目を通す必要は無いかもしれません。
なぜなら、待乳山聖天さまのすごいところは、ご祈願申し込みにおける願望成就力の強さ。
それも、神様が望む縁結びではなく、悩める衆生を救済するための縁結びとなるので、分かりやすく言うと恋愛成就のご利益がすごいんです。
その悲願成就のために申し込む祈願は、3500円からとかなりリーズナブルですが、成就力は絶大の一言。
その理由は7日間に渡り行われる浴油祈願にあり、きちんとその日数に渡り祈願が行われることから、通常の寺社の祈願よりも、特化した悲願なら成就力も当然高め。
まあ、自分を振った相手が、別な女性と結婚してて、その嫁さんと別れさせての再婚とか、40歳で、無職で、貯金無くて、親と同居なのに、結婚相手は20代前半の一流企業のイケメンのみを所望とかは、関係者が不幸になるんでさすがにNGですが、一般的な高嶺の花くらいなら軽いです。
聖天様のご利益は以下のとおり。
除病除厄、富貴栄達、恋愛成就、夫婦円満、除災加護
んで、いつもこちらに参拝するたびに思っていたのが、女子の参拝者の少なさ。
まあ、バツイチ子持ち、客観的に見れば自分の不倫が離婚の直接原因で、子供は両親が面倒見てくれるので事実上お一人様みたいな、典型的な頭のオカシイ肉食系女子が大挙するのは迷惑なので、ワタクシとしてはイヤなんですが、こちらの聖天さまは女性の恋の悩みもお救いしたいそうなので、このようにお知らせしている次第です。ええ。
加えて、就活中の方で、職種が絞り込まれているとか、事業主の方で目指すビジネスプランを成功させたいとかな、きちんと方向性が決まっている祈願もお勧めです。
その逆に、とにかく早く状況を変えたいとかで、ギリギリのステージに居る方ならば、浅草寺のほうがいい感じですし、まだどこか余裕がある方ならば、関東の三大弁才天様にお願いする方が良いでしょうが、食うや食わずとは言わなくても、ここ一発の一押しが欲しいような人は、こちらの神様にお願いするといい感じ。
ちなみに半年に一度程度の参拝でも、継続的に参拝できる方なら、参拝時には境内でお分けしてくれるお大根(250円)を供えておくと、かなりのピンチでも聖天さまががっちりガード。
女神転生シリーズで、後半じゃないと仲魔に出来ないレベルの高さは、現世利益も伊達じゃないです。
比叡山のカンバン番組で単独スポンサーを貼っていようが、公明党の教授補が日々憎しみを込めて自宅の仏壇で勤行しようが、とある集金団体がバンバン名称を変える原因となったこちらを、教祖がキチガイのように長期間毎日呪詛しようが、顔色も変えずにガードしてくれるほどのお力を発揮します(経験者)。
さらに、毎年1月7日には、大根祭りが行われ、こちらにお供えした大根を用いた、ふろふき大根を食べることで、邪気邪霊・悪鬼悪運が払われます。
さらに、このふろふき大根と、良く合うのが銘酒の待乳山。
大根と冷やの日本酒が寒空に合うのは知っていますが、こたえられない美味さです。
門前の酒屋で販売しているはずなんですが、今飲みたくなって、ネットでチェックしても売っていません。
くう、次の参拝時に、買っておかないとな。あの酒を。
くう、次の参拝時に、買っておかないとな。あの酒を。