天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋28 蒲田の壁

 8月の熱気がこもる蒲田の町の中に、大田区の労基署はある。

ずいぶんと立地は良く、その分ビルの上階と言うのが気にはなるが、クーラーがガンガン効いているのは素直に嬉しい。
事前の約束どおり13時に労基署に行くが、アポを取った女性職員の名前のメモを自分が忘れたために、結局窓口での対応となる。

前回のブログにも書いたとおりに、風体の怪しい二人である。
当然のように、窓口の男性職員の対応は冷淡で、しかも来訪理由に民事告訴を行うことに対して
「(否王への)嫌がらせがメインで行政処分を望んでいます」
などというものだから、ますます持って門前払い風味の対応が強くなる。

訴状を資料として受け取ってもらおうにも、まずその訴状を手に取ろうともしないのである。
解雇に付いての件での来訪と告げても、「自分で(仕事を)辞めてもそういう人が多いんだよねー」と切り返す。
私怨と否王の件を切り出し、当時はクビだと信じていたが今回の請求を掛ける事により別法人と判明したんで、強制退職なんですよと言っても「転籍が判らないなんて、普通は無いよ」と切り返す。

しかし、いちいち切り返されるたびに、訴状の後半にまとめてある資料を見せて反論すると、対応の冷淡さが引いてくる。

毎日12時間以上の拘束というのも労基法違反でしょう?との質問に「労働契約書に1日数時間程度の残業とあれば、違反には該当しない」との回答に対し、こちらはそんなことは契約書には出ていないが、状況はさらにひどいと反論。

1日3時間程度の残業の後、休憩も与えないでこちらの同意も無しに残業に入るが、30分以下は切捨てなのでその30分のうちにすべてを片付けさせようとして、さらに労働内容は苛烈を極めると付け加えた。

「でも、それをここで言われても困るんだよね、きちんと文章になっていないとさ」との切り返しに、だからそれがすべて文章になっているから読んでくれと言ってるじゃないですかと詰め寄ると、ここでしぶしぶと男性職員は訴状を開く。

続きは明日 
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