ちょいと法律屋３７ どちらが素人でしたっけ？

　八王子の地裁の都合で、開廷まで２ヶ月も待たされる。

ようやく開廷となる少し前に、被告たちから回答書が提出された。
それよりも驚いたのは、きちんと否王が弁護士を立てて来た事である。

そして、その回答書を見るが、予想に反してペラペラなんですけど・・・。

てか、詳しいことは書けないが、弁護士が派遣法違反と思しき主張を、訴訟の回答書の中で展開しちゃまずいだろ。

これなら、この訴訟が終了後に、俺としては個人商店と同等なので、有限会社ではなく個人商店と同等の税率で追徴課税を行うことを国税局に打診（告発）するし、清算法人であることを前面に出しても、法人格否認説を用いて否王と同体である事を論理展開した上で、否王自体に追徴課税を求めるように仕向けるし。

さらに、こんなペラペラの回答書の中でも約１年半の解雇予告手当ての請求の遅れを攻撃するなんざ、さらに立場を悪化させる要因になるだろうが。
こちとら素人で、法には疎いんだから、多少の遅れは法にも許されているのに、解雇した方がこんなことを弁護士を使ってまでここでもダラダラ書くようでは、法廷での心象を悪くするように反論するのも簡単すぎるんですが。ええ。

他にも枚数は薄く主張も弱いのに、ド素人の自分たちが作ったものよりも説得力に欠けるのは否めないのが笑えます。

多分、この内容でも、弁護士さんへの報酬は、１００万円以上じゃ済まないだろう。

続きは明日　
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