行政書士試験に落ちていたので、予備校に通うために某運送屋Ｓの仕事を１月一杯でやめ、今日からハムの配送業務を請け負う会社に就職した。
やっぱ予備校に行くのなら昼仕事のほうが良いし、過酷な労働と言うよりも、奴隷として使役されるというほうがイメージしやすいＳの仕事では、受験勉強どころか占い業務まで滞ってしまうので、続けられるわけはなかったりするのである。
今まで「ルート配送」と呼ばれる業務には何度も付いてきた自分だが、これが「ルート営業」になると初めての分野なのだが、面接での話とは違いこの仕事は「ルート営業」に該当すると気が付いたのは、本日の配送業務も終盤に差し掛かったころでした。
いやー、営業って疲れるわ。
小さなトラックでの業務なので、さしたることは無いと考えていたのだが、納品だけではなく陳列と接客、さらに顧客の苦情まで聞きながら応対していくのだから、見た目と違ってハードなんですけれども。
今年で７年目を迎えるニルヴァーナで、確かに営業風味なことはしていても、ウチのスタンスは
「良質な内容を安価で提供」であり
「要らないものを笑顔で売り付ける」みたいな、なにがあっても恵比須顔的な営業はしたことが無いんですけれども。
つーか、「無駄なサービスでお客から搾り取る」のが普通の占い業なら
うちは「値段の分は損はさせませんけど、可能な限りこれっきりにして欲しいから、目一杯出しますよ。ちなみに笑顔は有料です」的な営業方針なので、マジ、疲れました。ええ。
それでも役得は多く、納品先には百貨店も有るので若いお姉さんを見るだけでもけっこう幸せな上に、賞味期限切れ寸前の商品を毎日もらえるので、これからエンゲル係数が下がりっぱなしな予感です。
でも、ハムは好きじゃないんだよなぁ。
