近隣諸国へのヘイトがブームになりつつある今日このごろ。
中国や韓国の自然災害や一部の政治家の腐敗を見て、これを嘲笑するのが最近のマスコミの主なお仕事だが、人間と言うものは大同小異で至らぬ人ほど他人の不幸を見てほくそ笑む習性がある。
んで、そういう人はどれだけの資質を持って生まれて来ても、どれだけ正しい努力を重ねても、どこかで人物となるような人ほどの大成はしないのが世の法則。
しかし、そんなことを言われても、世の中の大半は身勝手な人物がのさばったり、理不尽な目にあうことが多いので、そういう身勝手な人物や国家が不幸に遭うと、やはりほくそ笑んでしまうのが人間の限界なのかもしれないが、意識的にこれを変えていくことは可能である。
大きなトラブルに在る際には若干難しいが、現実的のみならず意識的にも距離を置き、他人（他国）の不幸は嘲笑の対象ではなく、自己や自分の国家の反省材料として見るようにするだけで流れは大きく変わっていく。
話が大きくなり過ぎるので国家や民族の件はさておいて、対人関係のみで見てみると、問題のある人物からの理不尽な攻撃が止めばあとは無関心で行くのが基本はベスト。
法的な追及とかしたいのならそれはそれで必要だし、それ以上の追及が必要なら必要な分戦えば良いのだが、不要なまでに相手の不幸を願う場合にはこちらの運気も持っていかれるのみならず、その低レベルの相手と同じ土俵にまで落ちてしまうので、やはり中々レベルの高いところには行けない感じ。
低レベルな相手ほど、勝てない相手に巴戦と称しての泥仕合を仕掛けるチャンスをうかがったり、終わった話を呪詛のように繰り返し蒸し返すのを好むのだが、その労力や時間を別な生産的な方向に向けるほうがよほど発展性が見えてくる。
暇にあかせてスマホポチポチする人も多いし、自転車乗りながらスマホいじる馬鹿は時間の問題で地域レベル厄介者となるのだろうが、くだらない人物への憎しみや恨みを胸に抱えて生きるより、よほど興味のあることに目を向け続けるほうが人としての発展も早い。
ちうか、人を呪えば穴二つで、持っていかれる運気は物凄くデカいのが何よりも問題です。
スキスキ大好きなガンダムで例えれば、シャアがあれだけモテモテで政治家としてもそこそこうまく行っていたのに、アクシズ落としの際にアムロとの決着まで盛り込んだから負けたのであり、冷徹に作戦を推し進めるとかアムロにサイコフレームの情報とか流さなければ気軽に勝てたのは間違い無いし。
「ララァは僕のママになってくれたのに、そのララァをお前が殺したから僕は許せないナリ！」みたいな思考で足を取られた感じですが、俺ならナナイが居るなら満足すんぞ。良いパートナーじゃん、ナナイ。
韓国の国家的な情報戦は侮りがたいが、その喧伝効果とは違い実際の国力は低いんだから、日本は消費税の増税で生じる危機や、アメリカまで行って恥をまき散らすバカな小僧を最有力次期総理候大臣補に選んじゃうとかなセンスの無さを冷静に疑問視して次の衆院選に備えるべし。
テレビじゃ池上彰が消費税の35パーセントまでの引き上げをあおっていたらしいが、フランスでさえ消費税20パーセントだし、細かな軽減税率でぜいたく品は高めだが必需品は2パーセントから5パーセントと税率は低いし、何よりガンになったらほぼすべての治療費が出るだけではなく病院までのタクシー代も出るらしい。
ゆりかごから墓場までの国家による手厚いケアを実現させるための最大税率20パーセントだが、福祉目的税の名目だった消費税を法人税の穴埋めにしか使ってないし、介護事業への薄給ぶりや待機児童の件を考慮しても10パーセント以上になったらガチで暴動起こすしかないとは思う。
とはいえ憎しみよりも解決策にアタマ使いほうがいい感じなうえ、さらに楽しいことや小さいことでもステップアップを目指すほうが運気的には全然良いし。
余談ですが、他人様の零落が派手になった際に、その人の不様な心境とか果てしない心痛とかを考えてニヤニヤしてると、ガチでこちらまで運気持ってかれるからやめたほうがいいです（経験者）。
どうせなら、手の届く範囲、目の届く範囲の人をサポートする方向でモノを考えるほうが、神仏のサポートも受けいやすいし。ええ。
