天雅日記令和版 

パワスポと開運がメインのブログです

オーリンズ装着

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今年ですでに44歳になる大人のワタクシ。

大人とは楽しみを先延ばしにしても平静を保てることが最低条件であることから、休みの7日にオーリンズを装着してもらうべく予定を立てていた。

んでもやはり、ネットで情報を収集する限り、かなりいい感じになるそうなので待ちきれず、すぐにバイク師匠に装着を依頼する小僧な俺さま。

睡眠時間を削ることで、トラック業務での事故発生率は劇的に上がるのだが、待ちきれないものは待ちきれない。

元嫁が生活を狂わしていた春先と同じように、仮眠2時間×2と言う睡眠時間4時間体制で仕事には臨むことにし、眠い目をこすりつつやってきましたMC-CAFE

師匠はパーツのポン付けのみだと考えていたようだが、永年の夢であったオーリンズ装着ゆえにリヤ周りのオーバーホールも依頼する。

ポップ吉村にも劣らぬ神の腕で、サクサクとばらされていく愛車DRZ400SM(愛称ユニコーン)。

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ちなみに外された純正リヤサスの車体側軸受けはフレキシブルに傾斜に対応可能な構造になっており、この部分のみはオーリンズにも勝るのだが、いかんせんバネ自体が安い鋳鉄を使用しているために経年劣化と肝心な衝撃吸収力には劣るのである。

しかしバネ自体を鍛造品に変えて内部のオイルとかを品質の良い新品に交換しても、やはりオーリンズのほうが品質は全然上らしい。

ただ、軸受けがこのような構造になっている車体は師匠も初めてとのことで、やはりDRZ400SMはスズキの事情通が語るように採算軽視で開発されている模様。

今後のスペアパーツとして、きちんとサスペンション専門店で手直ししてもらう予定。

外したときとは違い、一切インパクトレンチの類は使わずにグリスアップされながら手締めで組み上げられるユニコ。

オーリンズという師匠も認めるハイグレードなパーツを組み込むからには、組みつけの際にはその周囲もあたりを見ながら職人の勘所で締め付けないと、このパーツの優秀さは活きて来ないとのこと。

量販店での安価な短時間ポン付けでも一応性能は変わるのだが、全体の動きを見ながらの各部位の締め付けが最終的なしなやかさを左右することを知るメカニックは非常に少なく、それ以上にその腕を解ってくれる敏感なライダーが少ないので、熟練したメカニックが育ち難いのは仕方がないのかもしれない。

慎重にマッチングを重ねながら取り付けられる夢のオーリンズ

取り付け後の師匠の感想は「雲の上の乗り心地」であり、もはや他のバイクを試乗してもこれ以上のバイクにはお目に掛かることは難しいとの御言葉である。

一長一短はあれど、これ以上の完成度の車体はコスト面から無理らしい。

ここで本来ならばサグ出しをして、前後のバランスを取るのだが、このサスは体重が80kg程度が上限なので、今の俺さまでは重過ぎて調製不可能なのでこちらはお流れ。

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んでもようやくこれが
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こうなりましたよ。

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あとは俺が痩せてバランス取れば、そこでようやく赤いところが緑になる感じ。

追記
町中走行のみの簡単レビューですが、なんつーかもはや別物です。

中流してもシングル400のガサツな乗り心地ではなく、4発の750クラスの落ち着いたいい感じの乗り心地ですわ。

路面のギャップの影響もないし、コーナリングも安定してるし、出足に力が逃げないので気が付くとアクセル開けてないのにスピード出てるし。

早くダートと峠に持ち込んで限界を見極めたいけど、減量と1000km慣らしが必要なのでしばらくはお預けですな。

いい買い物だこと。

これならまた伊勢とか白山とかにも、加齢の衰えを気にせずにお散歩気分で出かけられそう。

めでたし、めでたし。