浅草寺の縁起は、漁師の兄弟が江戸の浦で投網で漁をしているときに、なぜか観音様が引っ掛かり、それを最初は自分たちであがめていたが、物凄い御利益なので、地方の豪族に相談した結果、本堂を作って祀ることになったらしい。
確か、明治の廃仏毀釈だったかで、ムリヤリ寺と神社を時の行政が切り分けたために、今では別法人となっているそうな。
本殿もパワー的に見ると強いのですが、それよりもさらにすごいのが、三社祭の際など以外では、あまり見掛ける事が少ないここのお神輿。
たまに本殿の右手の御輿庫が開いているのですが、その際の神気は格別です。
3月と5月の三社祭には定期的に開けるそうですが、それ以外はほとんど閉まっているのが残念です。
あんまり知られていないのですが、浅草寺の観音様は、ピンチのときには助けてくださいますが、甘えたお願いの場合には容赦なく無視されます。
自分が以前書いたパワスポ記事とは一部矛盾しますが、足繁く何度願っても「ダメなもんはダメ!」と門前払いいたします。
ですが、その際に、こちらの浅草神社でお願いすると、不思議とその無理な願いもかなう方向に乗るようです。
まあ、不倫の果てに相手の妻子を別れさせての結婚とか、他人の不幸に根ざす自己利益の追求とかはダメですけどね、どちらにしろ。
それと、恋愛関係ではない、企業間のつながりのような、横つながりの人脈構築的な縁結びも有るそうです。
つまり、リストラ被害者や、現状の不況で取引先に恵まれないような経営者の方なら、良い縁を連れて来て下さるんです。
人の輪の広がりから生じる、助け合いの精神を好む神様なので、ここに参拝したあとに窮地から脱することが出来たのなら、その分自分も困っている人を見たら、進んで人助けを行うことで、さらに良い運気を回してくださる神様です。
パワースポットを巡るにしても、身の穢れが取れていなければ、受けられるパワーも低めです。
からぶきも洗車しないでワックスを掛けるようなものなので、理論値ほど性能が発揮出来ない流れになります。