天雅日記令和版 

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10月6日 運気の悪い者を救うとき・・・(中篇)

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通常サングリアはせいぜい1日しか漬けませんが、俺的なレシピだと、リンゴの皮からさらに熟成が増すようなので、3日は漬けます。

狼と香辛料」の賢狼ホロが居たら、横からつまみ食いされそうなリンゴをワインに漬け込みますが、これは漬け込みすぎてもダメなんです。
ワイン自体の味が落ちるんですよ。リンゴは香りが高いけど、香りが強すぎるから。

加えて、皮などもきちんと1日程度で取り出さないと、また味が濁ります。

ようは、けっこう時間的にきちんと管理しないとダメなんですな。意外と。

んで、ここからが本題で、仕事が引けて帰宅後に入浴して、瓶詰め時に体臭がワインに移らないようにしていると7時前に母親が帰宅。

普通は9時近くじゃないと帰りません。

母親は、自己都合優先の人間で、従姉が再婚しても、その嫁ぎ先が以前よりも裕福ならば嫉妬し、その嫁ぎ先が傾けばほくそえむような、血のつながりを拒否したくなるような愚劣な人間です。

当然、父の故郷の困窮を救う方策を模索中だということを知られるだけで、不機嫌になります。
なぜなら、母親の利益にはなりませんからな。

その母親が、鍋物を作ります。

母の手料理はまずく、インスタントラーメンですらその才能を余すところ無く発揮して、トイレに流したくなるようなものに仕上がります。
以前は水炊きにほんだしを入れると良いと聞き、それを真似てマギーブイヨンを入れたため、変に茶色く染まった豆腐を食べさせられました。
白菜やネギも、うっすらと色が変色しているだけではなく、マギーブイヨン独特の風味が染み渡り、口の中で暴力的なハーモニーを醸し出していました(涙)。

台所を占拠されること1時間あまり。

受験勉強もあるので、じっと問題集などを読み、ひたすら待ちました。

台所のテーブルには、無駄にスペースを占領しているどんぶりにてんこ盛りに盛られた余りのご飯や、昨日父が作り誰も食べていない大鍋のおでんがあるのにまた鍋を作る母。

ようやく料理が終わったようなので、台所に移動して作業を進めようとすると、母が
「じゅん、お父さんが作ったおでん食べる。暖めなおしたからさ。それともお母さんの鍋にする?おいしいわよ」、と。

見ると、入浴前にきれいに片付けておいたテーブルには、ところせましと食器や鍋が並んでいて、もうもうと湯気を立てています。

ちなみにきれいに片付けたのは、俺が作業をするためです。
父の故郷の困窮を救う一助となるための、はねもの(市場に出ない製品で格安で買い叩かれる)リンゴを用いたアップルサングリアを瓶詰めするために、です。

威圧し、無言で母を台所から追い出します。
実はこの時点でかなりの空腹から、チーズでワインを楽しんでいましたが、実際は受験勉強などにはこの母親のせいでもはや身が入らないのと、先に台所を使われたことで自分の食事が用意できなかったこともあり、非常に狂暴になっていました。

父の作った、誰も食べないおでんを玄関のほうに移動させます。
置くとこないんですよ、マジで。
トイレに流すことも考えましたが、それは思いとどまりました。

母の作った鍋もガスレンジに移動させ、どんぶりに盛られた、恐らくそのままだと俺以外は誰も食べない冷ご飯は、そのままゴミ袋に捨てました。
ちなみに好きで冷ご飯を食べているのではなく、そのままだとこのバカ夫婦は捨てるので、勿体無いから俺が食べているんですけどね。
今日はもう、精神的にきちんとケアする余裕が無いので捨てましたよ。ええ。

本当は、テーブルの上をきれいにするために、すべてを下に叩き落すのでも良いのですが、無駄な料理のせいでサングリアに変な香りが付くのを防ぐためにもすべてを移動させます。

母が血相変えて台所に来て、あれこれ移動しようとしますが、これを怒鳴りつけて下がらせます。
テーブルの上をとにかくきれいにし、瓶詰め用のボトルを用意し、これにキッチンペーパーを敷いたじょうごを乗せて、瓶詰めを開始。

このじょうごも、前日に自分が洗った際に、乾燥させるためにビニール袋にくるんでいただけのものを、恐らく父がそのビニールの口を縛っています。
単に作業効率が落ちるのみではなく、じょうごが変に湿っているんですけども・・・。
怒りはここでさらに加速しますが、自身の健康のためにも一息ついて、その怒りをかわします。

瓶詰めには20分ほど時間が掛かるので、横で受験用のノートを読みながら時間を潰します。
その間も空腹の為か母がこちらの様子を伺いますが、俺も待たされたんだから、貴様は来世が来るまで飢えているがいいさ。

そうこうしていると、瓶詰め中に父が酔って帰宅。
おでんを食べるように勧めてきます。