天雅日記令和版 

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いまさら民主に入党ですか?

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ついに佐川急便が、自民党から民主党に乗り換えるらしい。

以下コピペ
「衆院選で新潟5区から出馬する無所属の田中真紀子元外相は15日午後、夫で無所属の直紀参院議員と新潟県長岡市でそろって記者会見し、民主党に入党する意向を表明する。複数の党関係者が明らかにした。会見には鳩山由紀夫代表も同席。民主党は同区で真紀子氏を公認する方針だ。
 真紀子氏は故田中角栄元首相の長女。小泉内閣発足とともに外相に就任したが、2002年に更迭された。公設秘書給与の流用疑惑で議員辞職し、03年に自民党を離党。同年の衆院選で返り咲いた後は民主党会派に所属してきた。同年と05年の選挙では民主党の推薦を受けず、今回初めて推薦を得ていた。直紀氏も昨年、自民党を離党している。 
 入党は、田中元首相に師事し真紀子氏とも近い民主党小沢一郎代表代行ら同党側が要請。真紀子氏は衆院選後の政権交代が現実味を帯びていることを考慮し、決断したとみられる。民主党としては、知名度の高い真紀子氏の入党を全国的な集票増につなげたい思惑がありそうだ。(2009/08/15-10:56)」 

田中真紀子と言えば、今は亡き田中角栄元総理大臣の事実上の後継者だが、田中角栄氏から連想される事件と言えばロッキード疑惑。
このロッキード疑惑から政界での権力を徐々に失っていくのだが、昔からの後援者が実は同郷人である佐川清元佐川急便会長だったりする。

そして、事件はここだけで終わらずに、東京佐川急便事件の際には、自民党の大物議員への献金により、佐川急便の全国展開の異常なスピードのからくりが露呈した。

かなり端折ることになるが、この際に自民党内でこの混乱を収めたのが今の民主党小沢一郎代表代行ら数人であり、現役の政治家として辣腕を振るうのは彼のみである。
この経緯から推察すれば、今もなお佐川からの政治献金は生きていると思われるのである。
だって、この事件の後から、小沢氏の資金力が急に潤沢になるように見えるんだもん。

バンバン新党作ってたし。
まあ、バンバン潰していったけどw。

親族に地方政治家が居るので、政治の世界は金がすべてだと邪推しやすいのかもしれないが、とにかく政治にはお金が掛かる。
それも自分で新党を立ち上げようとするのなら、それなりにスポンサーを抱えない限りは不可能だし、スポンサーもそれ相応の見返りがなければ献金などは行わない。

配下の議員の数が多ければ、それだけ自分の法案も通しやすいし、無意味な質問などで通常国会が遅延することもなくなり、スマートに法改正が為されるのが議会政治の実態だなので、その配下を養うために派閥の領袖は懸命な努力をするものなのである。

「同じ志を持つものたちで新しい党を作りました!」
的な、奇麗事で新党が結成されるはずもなく、このような純粋に政治的な思想で結成・運営されているのは、せいぜい共産党ぐらいなはずである。 

田中角栄の後継者である田中真紀子氏が、同様に政治献金を受けていると思われる小沢氏が実質的には舵取りをする民主党と合流するんだから、佐川急便の自民党見限りも現実味を帯びてきたように思われる。

自民党には多数の大企業が献金を行っているのだが、そのせいで厚労省関連の行政機関は事実上の機能停止に陥っているものも少なくない。
なぜなら、このような行政機関が本気で行政指導やそれに伴う行政処分を行えば、国民の一部でしかない自民党のスポンサーが黙っては居ないから。

ただ、ここで状況が変わってきたのが、いわゆる浮動票と言われる通常なら投票に行かない人たちの変化が大きい。
政治献金も必要だが、議員の椅子のほうがもっと重要な現職にしてみれば、献金をしてくれる一部の人たちよりも、浮動票だと見限っていた人々(貧困層)へのサービスを篤くしても椅子は守らなければならないから。

ひょっとしたら、この選挙の後では、くだらない派遣法違反でわざわざ行政処分が下される企業が激増するかもしれないです。
まあ、それを回避するために、裏で公明党ともつながりのある民主党に佐川が献金を絞り込んだのはさすがだと思うんですけどもw。

追記
自民党を擁護する気はないけど、画像のような夜景が見れるのは、自民党のおかげだと自分は思います。
うまくアメリカに追随しながら、きちんと国の舵取りはしてきたし、麻生総理の景気対策がなければ大企業も数社が潰れていたはずですからね。