天雅日記令和版 

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11月27日 ちょいと法律屋(11) 覚えの無い移籍と清算法人私怨

 否王より、1週間の回答期日を、あちらの身勝手のみでさらに10日ほど延ばして欲しいという内容の回答書が届く。

仮にこの事件が訴訟にでもなれば、この身勝手な遅延がどれほどの悪影響を及ぼすのかと考えれば、こちらには問題は無いと考えることも出来るのではあるが、まあ、少なくとも従業員5000人以上の企業とは思えぬほどの、非常識な回答であることは否めない。

そして、この回答よりさらに1週間後の6月28日に、否王より回答書が届く。
その回答書には、百式が別法人へ移籍しているため、否王に請求すること自体が
「論外」
であるとの結論付けから始まり、あとは移籍した覚えの無い清算法人に対しての請求が妥当だという内容で終了していた。

んま、清算法人であろうが解散した法人であろうが、グループ企業であるのなら、民法使用者責任論から勘案すれば、当然に否王へも請求が可能なので、別に動じはしないのだが、法廷闘争の可能性もある事件に対し、企業がこのように回答書の中で「論外」などという、癇に障る書き方はしないものではある。

そして、証拠として同封されている契約書の雇用先には、確かに小さな字で有限会社私怨と書いてある!
が、その契約書に書かれている字の大半は、百式の字ではなく、別人が書いた字であることは間違いない。

つーか、さらに、この契約書を元に別法人の所属だと主張するのなら、契約書という大事な個人情報記載の文章が、別法人に渡っているのはもの凄くまずいんじゃないんだろうか?

とにかく、状況が分からないので、こちらの法律家であるボヤッキーに電話すると、電話の向こうで、それじゃあお話になりませんよと言っている。

ボヤッキーは電話の向こうで一言の下に、こう切り捨てた。
「労働契約書が出てきて、それが否王とは別法人のものなら、解雇予告手当ては請求できませんよ」
いや、でも、この字は、百式のじゃないし
「うーん、確かにそこは主張できますが、訴訟抜きじゃ難しいですよ。この流れじゃ」
まあ、でも、裁判やればいいじゃん。俺が訴状書くしさ
「貴方なら裁判を戦い抜くのは可能でしょう。でも、百式さんじゃ無理ですよ」
いや、ここで引くわけには行かないだろ。こんなやつに負けたくないし
「とにかく、八ヶ岳本人に請求を掛けて認めさせるのが早いですよ。多分、認めないけど」
てことは、この勝負は、これで終わり?
「そうですね、残念ですけど」

電話を切り、隣の百式に俺は尋ねた
「どうします、まだいけますけど。俺がやるならですけどね。宅田先生(酔いどれボヤッキー)は逃げちゃったから」
百式は、静かに、しかし即座に、続行を選択した。

こういう悪質な会社は、絶対に許さない。
ここでやめたら、同様の被害者が、これからも生まれ続けるだけである。

てか、私怨ってナニよ?
一緒に働いていた俺でも、こんな名前の入ったタイムカードは見ていないし。
んまあ、多分、中間搾取か、脱税用のために作った架空の会社だろうな、この私怨は。

しかし、プロが逃げたのだから、とにかく策を練らないと。
無策では、負けるのは眼に見えているし。

こういうときは、まず、エキスパートに相談だな。
よし、そうしよう。
続きは明日。

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