天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋 百式事件第二部 11、一兵卒と将軍と

 我が日本国は、法の上での平等を謳っている。

この平等は、自然人(会社などの法人と区別して、普通の人間は自然人と呼ぶ)にはほとんど当然に発生する権利の一つであり、隣り合わせに義務も生じるものである。

権利を法律の授権と言い、義務は法律遵守の義務である。
この授権のみを欲し、義務は無視しようとしたのが、この否王のスタンスであった。

確かに否王のようなところで10年近くも働く者は、より良い人間性を持つ社会人とは言いがたいところもあるが、経営者が従業員をそのような眼で見ていたのはよろしくない。
少なくとも飛脚がそのような眼で百式たちを見るのなら、まだ問題もそこまで大きくはないが、経営者が元従業員とは言え、10年も働いてきたものに対して、路傍の石を見るような勢いで、その法的権利を否定するのはまずいだろう。

百式の離職後、1年半経過してからの解雇予告手当て請求に対しては、内容の薄い回答書の中で何度もこれを攻撃し、その逆に2年で成立となる時効の援用は当然に求めてきているのである。

まあ、訴訟ならこのくらいの厚顔無恥な主張は当然なのだが、一向に対話のテーブルに着こうともしなかったことで事態が悪化し、告訴されたらこちらの法的知識の脆弱さゆえの遅れを呪い、否王には認められる平成18年6月以前の3か月分の給料の未払い分を、時効の援用で退けると主張するのだから、身勝手もはなはだしいものを感じるのである。

 こう書くと問題になりそうだが、泥棒が警察官に逮捕される際に、ひどく抵抗して合気道から連なる捕縛術で関節を痛め、その保証を国家賠償で求めていくようなものであろう。
んで、この国賠の中で、その原因となる犯罪自体も否定しているような感じが一番近いと思うのである。

んでも、まあ、確かに否王の会長であり、未だに会長職にはあるまじき決定権を持つここの会長さんには、百式が起こした請求は、一兵卒が将軍に向かって、たった一人で起こした反乱にも見え、自分の権力なら握りつぶすのも簡単だと考えたんだろうし、それよりもまずはそんな木っ端のようなクズが喧嘩を吹っかけたこと自体が癪に障ったと思われる節が強いのである。

ちなみに、否王の顧問弁護士と飛脚の顧問弁護士も、レベルから言うと、一兵卒と将軍様なみの違いが生じています。
これは法人としての規模が違うことから生じているのであり、このことでは共闘を当然に選択したのが否王なんですが、上記の流れからか、飛脚に相手にされていないのが現状なんですけど、やっぱ成り上がりだから、その辺の空気が読めないみたいです。ええ。

続きは明日 ※某飛脚便は立川○ミネで、下請け業者に身分偽装を強要していますw。