天雅日記令和版 

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修理代は誰が払う?

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※画像はイメージです。実在の親子はまったく関係ありませんw。
 
事例
 
外回り営業のKさんは、1ヶ月以上前から有休を申請していましたが、その申請した有休の3日前に会社側から有休の撤回を打診されました。
 
理由は会社側の予測を超える仕事量のためで、Kさんも基本は丸一日休みたいところを、外せない用事は午後からなので、妥協点として午前中のみ勤務なら可能であると回答し、会社側はこれをしぶしぶ受け入れ、その日は午前中のみの業務となりました。
 
繁忙期でもあり、いつもの外回りに使用する営業車が無いことから、会社側はKさんの同僚であるFの乗用車で出掛けるように指示し、KさんはFの乗用車で出掛けました。
 
営業先をすべて回り、帰社する途中でこの乗用車のクラッチが故障し、Kさんは立ち往生。
仕方なく、会社側から車を回してもらい、牽引されて会社に付きました。
会社に帰ったのは午後9時だったそうです。
 
Kさんは、この車の持ち主であるFさんから、ミッションの修理代とは別に根拠不明のエンジンオイルの交換費用と、エンジンオイルのフラッシング代、加えて当日のFさんの往復の交通費と、車両の修理が上がるまでの台車費用として合算で40万円を請求されました。
 
まあ、自動車関係の人なら分かると思うのですが、ミッション部分とエンジン部分は、同じようなオイルを用いていても、エンジン内部で完璧に分離していることから、このようにミッション(変速機)の部品が内燃機関(エンジン部分)のオイルに混ざることはありません。
掛かっても15万円程度でしょうし、中古で購入した8年物の軽自動車ではクラッチプレートの交換などはしていない可能性のほうが高いので、単に寿命と思われます。
 
このことで会社に相談しても、勤務中にぶつけた物と同じで有るとみなすため、会社では支払いに応じかねるとし、それ以上は片手であしらわれる始末です。
 
さて、この車の修理代ですが、誰が支払うことになるのでしょうか?
 
結論から言えば、車の故障は、使用者(この場合はKさん)の予測不可能な事態であり、さらにKさんが勝手に乗っていたのではなく、会社の指示で乗車して行ったものです。
そのため、修理代の支払い義務は、会社側にあります。
 
んで、この話がここからこじれるんですが、このFがKさんに、修理代を支払わないなら、知人のヤクザと同伴で自宅まで請求に行くと脅しをかけてきたそうです。
 
最近の携帯は便利なので、録音機能があるためにこれを録音しておき、示談ではなく恐喝であることを示し、以後の請求は会社側に行うように告げ、加えて本社にメールを出して事態の解決を図りました。
 
Fのほうは、楽しげに元暴走族であることを飲むたびに話題にするようなDQNなので、所轄のほうに相談して文書も提出して、任意同行程度では話が終わらないことを示唆し、それ以後の接触は防げました。
 
Fと会社のほうで、多少のトラブルはあったようですが、修理代の請求はなされず、現在に到ります。
 
実はこの運送会社、けっこうな大手なんですが、修理代は面積が適用される10万円以下は自分もちで、さらにこの事件の場合にはFからKさんに40万円の一括請求がなされていました。
 
軽く考えると40万円なんだから、10万円のみ支払って以後は会社が支払ってくれそうな物ですが、会社側では事故の責任はKさんにすべて有るとして責任を押し付け、免責分すら使わせてくれなかったそうです。
 
ちなみにこの事例、自分は最後に軽くタッチしたのみで、Kさんは市役所の無料の法律相談を利用し、さらにハロワや労基署に赴いて疑問を氷解させることで、事態を打破したそうです。
んで、最後に、転職に付いてウチに有料鑑定を依頼して、タロットで職場での人間関係の悩みが出ていたので、それに付いてメールをやり取りしていたところで、この問題が見えてきたと。
 
請求を退けた今では、別な会社に転職して幸せにやっているそうですが、今でもこの事故の件やその会社のことを思い出すと腹が立つそうです。
 
パワハラとかセクハラもきついけど、会社の指示で動いただけなのに、何の責任も会社が取ろうとしないんだから、あきれ果ててものが言えません。
 
てか、40万円支払っても、会社側は無視を決め込むだけだったんだろうと思われるので、おかしいと思う場合には、Kさんのように複数の行政庁にきちんと要点をまとめた文書と、メモ用のノートや筆記用具も持参して、徹底的に聞いてみるとかなり親身に助けてくれます。
 
追記
パワハラ→Fの詐欺行為→Fの恐喝→泣く泣く40万円支払い
多分普通の人はこうなるんだろうなぁ・・・。

法的に見れば、会社の監督責任も追求可能だし、何よりも会社の指示で有休がなくなっているんだから、どこまでひどいんだろうねこの会社は!

 
さらに追記
本職の方は、請求額が40万円程度では動きません。
 
動くのは、100万円以上です。念のため。