昼のバイト先で、この不況からガンガンリストラが行われている。
「柔軟な雇用形態」だの「便利な人材システム」だのという名目で、派遣社員を切ってはいるが、事実上の解雇状態を自己都合退職に追い込む業者があとを絶たない。
「柔軟な雇用形態」だの「便利な人材システム」だのという名目で、派遣社員を切ってはいるが、事実上の解雇状態を自己都合退職に追い込む業者があとを絶たない。
自分の先輩筋に当たるMパンドラさんと年上だが後輩のカタナ君が、今回リストラ対象となったのだが、何を言っても自己都合の退職へと会社側は追い込もうとしているのである。
んでも、看過するにはひどい状況なので、休業中の占い家業も含めて、一肌脱ぐことにした。
各種の法律には触れるので、今回もタダで動く。残念だけど、ええ。
各種の法律には触れるので、今回もタダで動く。残念だけど、ええ。
ちなみに自己都合退職ならば、失業保険は認定後90日経ってからの給付(支払い)となり、その期間も対象者の年齢により変わるけど、最高でも150日程度。 これが解雇相当といわれる、自己都合に基づかない失職ならば、待機期間は1週間程度で、支払い期間は最高で330日にも達するのである。 加えて、自己都合ならば受給までの待機期間が約3ヶ月程度掛かるけど、解雇相当ならばこれも1ヶ月程度。 加えて、会社が離職票の発行をもたついていたら、その分が遅延に加算されるので、発行が1ヶ月弱遅れたら、自己都合相当の場合には離職後で最高で100日以上も待たされることになる。 二人とも勤務態度も問題は無く、単に会社がいくつか仕事を切られるので雇い止めになるという流れであり、自己都合退職でなくとも退職勧奨には該当すると思うので、整理解雇にも近いこちらを認めさせるつもりである。 そして自己都合退職の場合には、待機期間が3ヶ月になり前述のとおりに支払い期間も下がるけど、退職の勧奨の場合にはこのような制限は無く、7日程度の待機期間のみで終わる。 退職金を支払えとか、損害賠償請求とかはウザイけど、この程度ならば労働基準監督署に相談すれば、簡単に軌道修正は掛けられるはずである。
何よりも、5人いるそのチームの中で、この対象者の2人のみに話をして、自己都合による退職以外認めないのは明らかに法令に違反するから、下手すればこの事業所は行政処分ものとなるはずである。
占い師なら占い師で疲れるけど、法律家なら法律家で疲れるのね。