んで本来は、こちらの賣布神社様は参拝予定には入っていませんでした。
出雲参拝の二日目に、夕食は地元の名物料理を楽しもうと考えて、松江駅前からフラフラとこちらまでデジカメを片手に歩いてて、偶然見つけたのがこちらの神社。
地図で見ると判りませんが、周囲は地方都市にありがちなシャッター街ではなく、それ以下の歓楽街。
本当は、きちんとした良い店が有ったんですが、こちらの神様に呼ばれていたことから、そういう粋なお店には行けないように仕組まれていたらしいです。
外れパワースポットになることを承知で参拝がてら、撮影のために境内に足を踏み入れましたところ、神気の強さにもうビックリ。
無駄に湿度が強い島根特有の暑さに辟易していましたが、こちらに参拝することで気力を取り戻しました。
パワースポット的に見ると、神気が強いのは本殿の裏手一帯。
普通は正面の方が強いというか判りやすいんですが、御祭神が水の神様だけにちょうど裏手にあたる宍道湖にたびたび通われるためか、裏手のほうが神気が強かったです。
同様の神気の片寄りは東京都の多摩市に在る小野神社にも見受けられ、よくよく考えれば御祭神はこちらの御祭神の速秋津比賣神と同じ祓戸四柱のお一人で有らせられる瀬織津比咩様。
やはり、穢れを扱う神様でもあるので、たびたびその穢れを祓うために清らかな水の流れが必要なんだと思います。
んで、何でこちらの神社を今回ご紹介させていただくかというと、お参り女子向けの記事が書けるからなんですな。
通常のご利益を先に書かせていただくと、水害の除去とか林業の育成とかそういう感じのお願い事には滅法強いのですが、多分一般的な観光とかスピ系のお参り旅行だと、そういうご利益は若干アレだと思われます。
現代版のご利益から言うと、恋愛運と家庭運向上のご利益があるんです。
それも、先ほどの祓戸四柱の神様の速秋津比賣神の御神徳や、農作物や林業の生成化育を司る五十猛命、大屋津姫命、柧津姫命のお力もあり、悪い縁は清め祓い、良い縁や構えたばかりの家庭を産み育てる御神徳があるそうです。
ただ、縁切りとは若干違い、今の縁が良いと心底願うのなら、その悪い部分のみを何とかして速秋津比賣神さまが可能な限り浄化してくださり、浄化しきった部分からその伸び代を伸ばし、さらにまだ芽吹いていない才能を芽吹かして育ててくれる御神徳があるので、かなりダメな男（女性）でもいっぱしの旦那（妻）になるまで導いてくれるそうです。
無論、通常の縁結びも得意なので、近在の方なら産土様として手を合わせるのもお勧めですし、何よりもこちらの神様はこじれた問題をこじれる前の状態にまで戻す御神徳があるうえに、その問題を良い経験として活かす流れに乗せてくれるそうなので、普通の浮かれた縁結びにキャーキャーするような流れとは違い、出会いから結婚を経て、親となって子供を育て上げるまでのさまざまな悩みに、惜しみなくその御神徳を発揮してくださります。
んー、都内にこういう神社が在ったら最高だな。
今度探してみよう。ええ。
今度探してみよう。ええ。
