天雅日記令和版 

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(武蔵)阿蘇神社 東京都羽村市羽加美4-6-7

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公式サイト なし

 

御祭神 健磐龍命 阿蘇都媛命 速瓶玉命 他九柱

 

九州在住の方のトラブルの解消のため、どこの寺社に参詣に行くべきかを悩んでいたおりに、平将門(たいらのまさかど)公の縁もあり参拝することになった、ここ阿蘇神社。

 

阿蘇神社は熊本県と言うか九州地方には多いらしいのだが、都内どころか九州以外にはこちらを含めて二社しかないそう。

 

祀られている神様は、他にも内緒で将門公が祀られている感じだが、無理にカウントする必要は無いと思われる。

 

ただし、今回の記事は、こちらの記事に関連したレビュー。

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ちなみに歴史上の武将が次々と社殿の造営や寄進を重ねているが、それはこの地が防衛上の拠点であることと河川を用いた物流の要となることに加え、風水上でもこちらを支配下に置くことでさらなる発展が望めるからにほかならぬ。

 

将門公がこちらの地に社殿を造営したのも、どちらかというと砦となる川城と物資の揚陸のための補給基地の設営を兼ねていたらしく、さらには朝廷とは別ルートでの海外との交易も行っていたことから当時の最新の土木技術が導入されたことで治水が行われたため、この地を比較的に平和裏に支配下に置いたかんじ。

 

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御神木の椎の木は、平将門公を討伐することで貴族にまでなれた藤原秀郷(俵藤太)公のお手植えのものと伝えられ、初参拝の際にはこの木を植えることでさらに西に領地を広めるための呪術だと信じていたら、単純に将門公をしのぶ俵藤太殿の友情の証と判明。

 

余談だが、羽村市の語源となった羽村は、端の村から来ているらしく、羽黒修験道(羽黒派古修験道)の出羽三山のはじっことなることから羽黒山と名付けられたのと同じ流れと考えればわかりやすい。

 

さらに余談は続くが、羽黒山神社(閉山中は出羽三山神社)の五重塔は、将門公寄進のもの。

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自転車好きには好評な自転車お守りが有るので、多摩川サイクリングロードの終点になるこちらの神社にこのお守りを買い求めに来る方は多い。

 

社地の西側の淵の姥が淵に、川を遡る海から戻る神気と山から下りる神気が交わる運気の高い土地なため、落ちかけた運気を回復させるお力が強い。

 

その強い癒し効果はイメージで言うと、乳幼児とか小動物とかを抱っこしているような感覚に近く、元気を貰えるだけではなく、自分自身の心の穢れすらも消え果るような感覚だと思ってくだされば間違いないです。

 

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ただし、その神気を感じるには、一般的な東参道から参拝するのではなく、多摩川沿いの参道から参拝しないとダメでしたな…。

 

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んで、何で将門公関連の寺社を参拝し、将門公を強くリスペクトしないと加護されないのかと言えば、将門公は弁財天さまと同じで信仰するものを加護しすぎるほど加護してくれるアツい神様だから。

 

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              平安時代の租税制度は、平民をいくら殺しても税を回収する流れにあり、現代のフルタイムで働いても月収11万円にしかならないような30代独身女性に、「早く結婚して最低3人は子供を産め!」とか、「お前ら若いモンが車や家電をバンバン買わないから、日本が貧しくなるんだ。もっと頑張れ!」とか年金で悠々自適に暮らす老人がほざいている流れに近く、さらには最近の経団連の会長が語った人件費の抑制などもこれに含まれるので、今こそ将門公の起こした承平天慶の乱で、なぜ当時の制度破綻した平安時代の日本が、悪政が原因でガチで滅亡しそうになったのかを考える時代が来たように思えますな。ええ。

 

最後になりますが、俵藤太殿はなぜ将門公のゆかりの地に色々と呪術を施しているのかと思っていたら、根っこは将門公と同じで自分の領民の笑顔が好きな気さくな領主さまだったから。

 

自分の領地・領民を飢えさせてまで贅沢をしようとは考えない大親分の将門公と、基本的には考えが同じだったので、将門公をしのんでゆかりの地には寄進を絶やさなかったとのこと。

そんな二人の友情がこのご神木の椎の木だと思うと、初老は胸アツですわ。ええ。