20世紀でも難所だったここ白山。
太平洋側から日本海側へのルートは今でも車両による移動のみで、大量輸送のかなめである鉄道は通っていない。
江戸時代では、手形を持たぬ気まずい方々の関所越えの中でも、白山越えはかなりハードと呼ばれていた方向で…。
てか、前回も今回もバイク旅であることから、そのハードな白山越えで神気を引きながら巡って来ましたよ。ええ。
こちらの白山さまはいわゆる加賀馬場。
廃仏毀釈の嵐の中で、多数の巨大な堂宇は燃やし尽くされ、今では巨大な駐車場や神社の複合施設にレベルダウン。
こちらも神気の強さは参拝方法で変わります。
〇残念な参拝方法
1、北参道の大駐車場に車を停めてスタスタ参拝。
2、そのまま御祈願もしないで、お賽銭に10円入れて、縁結びのお守り買っておみくじ引いて結果だけ見て、悪い内容のおみくじ引いてドライブを再開。
下手するとウチの救われぬ魂のように、初見の寺社でもお賽銭入れないで、運気の上昇を身勝手に願うとかする人も多いです。
神域を維持するだけでもお金かなり掛かりますから、出せるときは出しておくほうが良いんです。
〇おすすめ参拝方法
1、観光バスとかだと無理だが、表参道駐車場に車を停める。
北参道駐車場に止めた場合は、いったん本堂で手を合わせ、わざわざ表参道の並木道を下り一の鳥居から出て、再度頭を下げて気持ちを新たに参拝を始めるくらいのガッツが望ましい。
理由は簡単、それほど人の縁くらい、神仏の加護で左右されるものはないからです。
あえて例を出すのは気まずいのでやめますが、現代でも「おごる平家は久しからずや」という言葉が示すようにこのご縁が悪いと気軽に零落しますし、その逆に見えないところでもコツコツ頑張る人ならば一気に繁栄することにもなります。
しかもその繁栄が続くんだから、ご縁とご加護を大事にするのは基本なんです。
2、表参道の並木道の清浄さに身をゆだねながら、気持ちを落ち着けて参道を歩む。
車イスが必要なレベルに足の悪い方ならいざ知らず、通常の方は表参道となる一の鳥居から気を引き締めて参拝しなおすのがお勧め。
理由は当然にあり、永い信仰の結実で杉並木に神気が宿り、この並木が結界となり参拝気に来た方々の悪いものを引きはがしてくれるから。
引きはがすという言葉通り、スパっと悪いものをを断ち切るのが通常の白山神社系の縁切りならば、こちらの並木道には都内の高尾山の参道のようにその参道を歩くことで、悪いものを引きはがしてくださいます。
霊的というか風水的に解説すると、霊山である白山の山頂からこちらまで霊道と言うか地脈が流れており、それが手取川まで流れて引き返すため大概の悪いものはここで引きはがされていくと見ました。
余談ですが、常人だと爽やかなマイナスイオンのほうがわかりやすいのと、流れるエネルギーが強いので悪いものがその場に留まることは出来ません。
大丈夫だから安心して参拝してください。ええ。
3、摂社荒見前神社と御馬舎に手を合わせる。
※絶版の神社紀行から拝借。
参道を登り切った先には摂社である荒見前神社があり、こちらでもまた神気の流れをコンデンサーのように整えています。
てか、きちんと神仏が居わしますので、手を合わせるほうがいい感じ。
スポーツ系のマシンならば、自転車すらも気軽に守護してくれる感じ。
問題は加護してもらうと買い替えの際に、こちらの神馬様や菊理姫様の忖度がかなり重要になり、肝心の好きなマシンが気軽に買えないので注意は必要。
40前半までは勢いのみでイケイケなアタマも性格も悪い子が、ナイスなマシーンと主張するうまく社会参加できないタイプが格好いいと信じるVIPカー仕様のアルファードとかは対象外ですよ、念のため。
大人げない大人ではなく、ガキがトシ食って社会的にイラナイコになっているだけなので、周囲の方々も日々無駄な配慮が必要なことからも早く有用な人材になるべく気が付いてほしいものです。ええ。