天雅日記令和版 

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慧日寺跡

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○住所 福島県耶麻郡磐梯町大字磐梯字寺西38番地(資料館の住所)
 
○御祭神 薬師如来、徳一菩薩他
 
 
資料館と慧日寺跡、そして徳一上人の墓(徳一廟)でセットとなる東北仏教の聖地。
 
徳一上人は現在ではさほど有名ではないのですが、当時は金で密教を買って来たと揶揄された台密最澄と仏法教義で激しくバトルするほどの術者であり、古式ゆかしい山岳信仰系仏教の法相宗の高僧。
 
この方が居なければ出羽修験道や筑波修験道、または日光などの霊地もここまでの隆盛は無かったほどの偉大な方。
 
才能で密を盗みに来たと豪語した古今無双の術者である空海上人も認める菩薩であり、その菩薩が衆生救済の地として選んだのが霊山磐梯山なんですな。
 
んで何で資料館を入れるかというと、展示物にも神気が未だに宿るのでスルーするのはもったいないから。

それと、下手に先に慧日寺跡に行くと車が止めにくいのと、すでにこの資料館の周囲から神気が強いので、こちらに車とか止めていくほうが良い感じなんですよ。
 
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また、展示物で慧日寺の往時を知ることで、修行場としての磐梯山の神気をベースにした薬師如来様の神気を慧日寺金堂で授かりやすくなるんです。
 
自分が行ったのは若干夕闇も近い状態なので閑散としていましたが、それでも風水的に見れば北東に霊山磐梯山を遥拝する流れで神気が強まるのに、さらに横死した死者を供養するのに最適な薬師如来様を勧請したことで、ただでさえ強い神気に付加するように追善供養や身体健全のご利益も有るのが凄いところ。
 
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最後に墓地を抜けるので、霊感のあるかただと若干嫌な場所に在るのが徳一廟。
 
原発事故からこちら、県外に居る親戚の方もお墓参りに訪れないためか、若干死者の皆様がむくれがちなので、可能ならば昼3時までにこちらは通過するほうが良い感じ。
 
徳一廟で、東北仏教の隆盛を讃え、その上で参拝に来れたことを感謝すると薬師如来様の守護が強くなり、先祖や縁者で横死(病死、事故死)された方の生前の苦しみが緩和されることから、ぜひとも手を合わせておくことをお勧めいたします。
 
んで、前回のとげぬき地蔵尊と今回こちらの慧日寺跡をレビューする気になったのは、最近事故死や横死の方が急増しているため。
 
横死された方は、死後30年以上経過しても生前の苦しみがダイレクトに続くため、打ち続く痛みで死を実感出来ないことから成仏できない人が意外に多いんです。
 
現状からの逃避で自殺とかすると、苦しみから逃れられるどころかその苦痛が続くので、実は何のメリットも無いんです。
 
そう言う方たちの痛みを軽減し、苦痛を和らげて下さることで成仏に導くのが地蔵菩薩様や薬師如来様たち。
 
死者に鞭打つ愚劣なやからが多いのが現代ですが、そういう生者の念が死者には一番ダメージになるので、訃報のさいには必ず手を合わせる優しさがあなた自身にも幸せを運びます。
 
願わくばこのブログを読む方が、一人でもそういう方たちのご冥福を祈ってくださることを望みます。
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追記
こちらの慧日寺には、将門様の三女である如蔵尼も身を寄せておられました。
 
その墓碑がこちら。
 
将門様がスキスキダイスキな自分ですが、残念ながら将門大明神に付随する地蔵堂ほどの神気は感じられず。
 
やっぱり滝夜叉姫は作り話なのね・・・。