天雅日記令和版 

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東日本大震災の傷跡

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あまちゃん」最終週を酒飲みながら鑑賞するわたくし。
 
元々朝の連ドラを見るのは「ゲゲゲの女房」以来だが、初回からきちんと連ドラ関連を見ることは多忙ゆえもはや不可能で、あまちゃんもネットでの話題だった震災が描かれると言う話で見始めた。
 
そのため田舎でのやり取りとか東京に出て来るまではほとんど見ておらず、カーラジオから仕事中に流れる内容程度での知識しか持ち合わせていなかった。
 
んで、一応心理カウンセラーでもある自分があまちゃんを見て驚いたのは、リアルタイムで震災を経験しているにも関わらず忘れていることはかなりあり、被災直後の当時の状況をドラマ内で再現されるとそのころの不安感までが再現されることに非常に驚く。
 
つーか、朝ドラ見て泣くとは思わなかったし、それも感動と恐怖で。
 
棚がガラガラのコンビニ、計画停電で真っ暗だった国立の町並み、ガソリンを求めて2時間も並ぶほどの品薄状態、そして震災直後の1ヶ月間は夕方になると気が狂ったように家路を急ぐ人々の姿とか・・・。
 
ドラマ自体は2012年7月1日の北三陸鉄道の一部開通と海開きまでしか描かれないが、そこまで至る経緯がことあるごとにもう泣けて泣けて・・・。
 
脚本自体が素晴らしいから涙の後に笑えるので良いのだが、普通に映像で悲惨さだけ再現するとネガティブな心情のみ思い出して心を病む人が増えそうな事件なため、東名高速飲酒運転事故の被害者家族などは法的に戦うためとは言え、何度も心の傷跡をえぐるような状態が続いていたのだと痛感する。
 
んでも、事件後に心情が落ち着いてきた後は、今度はその事件の心痛を誰かに話して受け止めてもらうことで心の重荷から開放される流れに乗るので、あまちゃんは映像作品として普通に楽しむだけではなく、カウンセリング的にも優秀な作品だと思われるですよ。ええ。
 
追記
青森県出身のパパと福島県出身のマミーの混血であるワタクシは、あまちゃんとか八重の桜を酒飲みながら見るとその日は若干訛りが出るのが問題かも・・・。
 
長い休みのたんびに福島のおばあちゃんの家にママが帰省していたので、子供のころにおばあちゃん達が話していた東北のことばが染み付いているようで、東京生まれの東京育ちなのになぜか津軽の訛りが出るのが不思議です。