天雅日記令和版 

パワスポと開運がメインのブログです

箱根神社(〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1)

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私のご先祖には、神職とか僧侶が多い。

正確には、我が家の本家筋には神職とか僧侶が多く、傍流である我がご先祖は修験道などの山岳信仰系がメインである。
 
その中での出世頭と言うか、一番有名なのが津軽藩のお庭番まで勤めていたご先祖様(いわゆる忍者)で、酒の席の座興で弘前城警備体制を自慢した当時のお殿様が

「この宝刀、盗めるものなら盗んでみろ。見事盗みおおせたら、この先祖伝来の刀はその者にくれてやろう!」

てな話を、上司とともに出席した飲み会で聞いた我がご先祖は、こともあろうに、お祭りの日の城中が酔いつぶれ警備体制が薄くなるころあいを計り、一国の宝物である伝家の宝刀窃盗事件を単独で敢行。
 
首尾よく盗み出し、意気揚揚と領地に引き上げるころにはお城は大騒動となり、面目丸つぶれになったお殿様は、軍勢を率いてそのあくる朝にはご先祖様を攻め滅ぼそうとしましたとさ。
 
めでたしめでたし。
 
その際に津軽藩総出で狩り出されそうになった我がご先祖は、元が修験者なので今で言うパワースポットの岩木山に逃げ延びて、そのまま元の修験者に戻り、明治時代まで山中で細々と生き延びて居たそうな。
 
つー流れを持つ私は、山の神様にはいたく気に入られることが多い。
 
それも天狗の元となった天皇のご落胤とか、権力闘争に負けて祟り霊になったあとに神と崇められた方たちもおんなじで、権力をかざすヤツに無駄に噛付くのが大好きな自分には、損得抜きでサポートしてくれることが非常に多い。
 
くわえて、箱根の修験者は、あんまし知られていないのだが、戦国の北条氏滅亡後に徳川政権に加担したと見られる風魔衆の母体となった修験者である。
 
その箱根修験道の玄関口が、ここ箱根神社
 
芦ノ湖には昨今では観光船の海賊船までが浮いているが、この芦ノ湖箱根神社の御神域でしかなく(断言)、芦ノ湖から箱根神社の参道を通って、高められた地脈が本殿にまで集約されていくのがわかります。
 
そのためぱワスポ効果を感じたいのなら、高い木立に鎧れたこの参道を登りながら、芦ノ湖を見下ろすのがお勧め。
 
この木立にもかなりの神気が宿っていることから、参道で神気を背中に感じながら邪気を祓うことが好い感じ。
 
そのうえで、境内に入ると、周囲から集まり密度が高められた地脈に、後から合祀されたさまざまな神様が集うことから神気までが加味されて、通常の寺社とは別格のご利益が生じます。
 
そのご利益とは、現状よりも高みに登れる力を持つと言うもの。
 
マンションの2階に住んでいる人が、3階の部屋に引っ越すとか言う流れではなく、実力よりも若干高いポジションに付けるように、サポートしてくれるんですわ。
 
まあ、実力以上の地位なので、あとから努力は必要になるのですが、空振りしない努力をするだけなのでそれほど苦痛ではないような気がします。
 
そのため、こちらで恋愛成就とか縁結びとかを祈願すると、確かに良い縁はつかめますが、その縁をモノにするのは半端じゃない苦労が必要なので、オズマガジンとかハナコとかのグラビア記事をアタマから信じるような、世間知らずの方にはあんましお勧めできないのが現実です。
 
んだって、木花咲耶姫さまの神話を読めばわかると思うんですが、ちょっと疑われたからって産屋に火を点けちゃうんですよ。
 
命掛け過ぎだし、それが成功したからいいけどさ。
 
夫の瓊瓊杵尊様だって、かなりの低い確率を気合と努力で何とかして天孫降臨してきたわけだし。

その御子の彦火火出見尊さまも、艱難辛苦を乗り越えて釣り針を海中から取り戻し、その旅の途上で竜宮の姫と愛を交わして地上に戻るとかな大冒険が有りましたが、こういう冒険は常人には無理な話。
 
しかし、こういう低い確率を何とかしてくれるのが、こちらの神様の凄いところなんです。
 
問題は参拝者側に、それだけの覚悟が有るか無いかだけ。
 
この覚悟が有れば、箱根神社の神様は、あなたへのご助力を惜しむことはありません。
 
果報は寝て待て系ではなく、自分自身の実力で人生を切り開くと言う気合の有る方には、ぜひとも参拝して欲しいパワースポットです。