日曜の朝刊には、いつもなら４社（４枚以上）の求人広告の折込が入っている。
それが今回、民主党があまりにも大敗したせいで、わずか１社（１枚）の求人折込しか入っていない。
一見すると関係性が無さそうだが、実は関係が大有りで、民主党が去年に歴史的なインチキマニフェストで政権を取ったことにより、企業側では派遣などの期間労働者の新規雇用が気まずくなり、そのため有期雇用契約のワタクシなどは失職したのだが、ここ最近民主党政権も短命なのが明白になったことから、再び派遣の募集が息を吹きかえし始めていた。
それがここに来ての急激な民主党の大敗が起きたことにより、付和雷同をモットーとする国民は今度は民主にノーを付き付けたように見えるため、経営者側としてはまた派遣の新規雇用を増やす流れの下準備で、今回は募集を控えたらしい。
まあ、現実的には、民主の短命は充分予測できるうえに、未だに村田大臣（蓮舫は芸名、本名は村田蓮舫）の人気は絶大なので、民主党のダメ政権は年内は続くのかもしれませんが、鼻息が無駄に荒かった政権与党として光り輝く可能性は永劫に失われ、寄り合い所帯の安全速度重視な日和見な政権にグレードダウンすると思われます。
んで、グレードダウンすると、普通は大票田である経済界へのゴマスリがはじまるので、経済界に都合の良い派遣制度がこれまた都合良く復活するのは自明の理。
そのため、貧民を自覚するワタクシは今回も共産党に投票したんですが、他の政党なら大半は経済界との癒着がモットーなので、どこに入れても大同小異。
真面目に衆生の救済を望むのなら、金持ちにおもねらない政治を考える政党に投票するべきでしょうよｗ。
しかし、今回の選挙で、民主党が一番重要なのは選挙に勝つことだと、現役大臣の言動からも判明しました。
選挙の勝ち負けで求人広告が増減するのは、間違いなく現政権が惰弱だからだし、何よりも庶民には無関係な選挙戦の総括よりも、国政の運営ぐらいは与党内で足を引っ張り合わずに、政権与党らしくぐいぐい引っ張っていって欲しいもんです。
小沢が悪いとか、枝野の顔が詐欺師だとか、蓮舫は単なる売国奴だとか、管総理には韓国人の隠し子が居て、そのために外国人の参政権を認めたがってるとか色々な憶測が飛んでいますが、少なくとも去年の夏に体よく騙されやすい国民を騙し抜いて念願の政権交代を果たしたんだから、最低でも自民党よりもマシな美学で国政を運営して欲しかったです。実力無くてもな。
日本の復活は、まだまだ遠そうです。ええ。
