天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋 百式事件第二部 64、10日間は無駄に過ぎ

甲31号証は、百式の陳述書なので、俺が作るのは草案どまり。

ほぼ草案どおりの文章にはなるのだろうが、草案のままでは文章が似通うので、これは避けなければならない。
それゆえ、最後は百式の手により文章を練り直し、これを俺が清書すると言う作業にはなる。

2日間の徹夜で、ほとんどの反論文書(甲31号証と甲32号証)を作成した俺様。
これでようやく受験生に戻れるはずである。

受験まではあと60日。
ここでスパートを掛けなければ、合格などおぼつかない。
まあ、もう遅いんですけどね。
本当は半年前から専念したいところだから・・・。

このころ百式は、サイドビジネスと証するコオロギの養殖に手を染めていた。

コオロギは、百式が家族と称するイモリの食料であり、これを冬場は1週間に二匹程度与えれば良いのだが、夏場はけっこうパクパクやるので、百式の金欠ぶりでは養うことが出来ないため、春先から養殖していたのである。

んで、この養殖に気を良くした百式は、裁判後にこれで収入を増やそうと考え、もうペットショップと契約も結んでいた。
人を裁判にこれだけ巻き込んでおきながらな(怒)。

加えて、最初は二匹だったイモリがいつの間にか5匹に増え、これを養うためにコオロギの養殖にも手間取り、いつもコオロギの成長促進に付いて思いを巡らすようになっていた。

そのため、従来では草案は俺が作り、手直しの文章をいちいち聞きに来るのでこれを俺が作り、パソコンでの印刷も俺が行うことになる・・・。

その負の連鎖を断ち切るためにも、今回のこの作業は、職人仕事で言えば手直し作業で、お金にならない仕事と同義であり、単純に迷惑であることを言い含めてはいた。

なぜなら、前回の公判でフリーズさえしなければ、こんな無駄な作業はしなくても良いからである。

しかし、日々コオロギのことばかり、百式は考えていたのである・・・。