天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋 百式事件第二部 18、補足の第5

 今回の準備書面は第4項目までしかなく、否王への対抗主張のみで構成されていたが、急遽飛脚への主張も行うことになった。

それが補足の第5項目である。

裁判まであと12時間。
たぶん、まともな弁護士でもきついかもしれないが、着服の嫌疑だけは否定しておかなければならない。

この嫌疑の払拭は簡単で、通常飛脚の現場で盗難は即解雇である。
盗難の嫌疑を掛けられたような人物を、再びその職務である荷受け担当に付けるはずはない。
これを軸にして反論すれば良いのだが、それだけでは説得力に薄い。

そういえば、俺が勤務していた頃は受付業務にはレジがあり、いつ頃から電卓での計算とPOS端末のみの入力からレジに変わったのかを百式に訪ねると、自分が聞いて言い無いエピソードが今更のように語られる。

百式が一時的に受け付け業務から離れていたころ、受け付け業務を担当していた派遣会社銀生活(仮名)の従業員が、売上金の不足を飛脚側から追求されて、そのあげくに失踪したという噂があるそうで、その後に担当に舞い戻った時には、なぜか百式が熱望していたレジが常設されており、その後はほとんど売上金の過不足は発生しなかったそうなのである。

ったくよ。早く言えよ。

なら、それを軸にして、今回の準備書面を構成しつつ、さらにずさんな安全衛生管理についても追求していくことにいたしましょうかねぇ。

準備書面が出来上がったのは、裁判の3時間前。

こっちはな、意地でも負けられないんだよ。
死んでもいいから、この勝負だけは勝たないと。

続きは明日 ※某飛脚便は立川○ミネで、下請け業者に身分偽装を強要していますw。