天雅日記令和版 

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ちょいと法律屋 百式事件第二部 14、飛脚、兵站から銀河に

八王子の地裁を出て、前を歩くコータリンと飛脚関係者。

こちらは自然とその二人を尾行する形となったが、尾行しているわけではない。
帰路にあたる京王八王子駅への道すがら、後を追う形となっているだけである。

地下ホームで、手近な車両に乗り込むと、同じ車両にコータリンも着席しており、それとなくこちらの会話を伺っている。

電車は程なく走り出す。
この電車は特急で、次の停車駅の高幡不動までの距離はかなりある。

本当は、飛脚側の弁護士の優秀さには舌を巻いていたので、臨時の作戦会議をしたかったが、ここでもまた闘志がくじかれていないことを示しておくことにする。

MHP2Gの話をはじめ、マボロシチョウの不要さを法律用語に例え「あれは売却対称だろ」とか言い募り、裁判でダメージを負っていないことをアピールしていると、コータリンは別の車両に流れていく。

んー、隙がない。
あのレベルが本気で来られたら、俺としてはお手上げである。

ちなみに飛脚側の反論の中に、百式と飛脚の直接契約が無いことを理由に、この請求自体が失当であると主張してきたくだりがある。

判例からすれば、直接契約が無くとも事実上の指揮監督関係が成立しておれば、法的責任は生じるのでそれを出して黙らせたのだが、よくよく考えると、自分たちの配属されていた部署は、飛脚のグループ企業の後方支援とも言える飛脚「兵站」(構内仕分けの専門部署)であった。

ややこしいのだが、飛脚はその昔にどでかい汚職事件を引き起こし、それ以後部署ごとに法人自体を細分化させ、その経営部署が今回の訴訟の相手となっているのである。

末端をいくら相手にしても話が進まないのと、支店長クラスはこの経営部署の直轄なこと、そして最終的な責任はこの部署が受け持つこととなるので、ここに告訴したのである。

さらにややこしいのが、この飛脚「兵站」は、訴訟開始時にはすでに飛脚の中では二重派遣を含む不祥事により吸収されており、その吸収先が同じグループの飛脚「銀河」(長距離の店間移動専門部署)になっていた。

んでも、自分らはこの銀河の人間からも、その下請けの人間からも指示されていたから、どちらにしろ偽装請負になるし。
んで、その現状を矯正すらもしようとせず、さらに残業突入や、バイトの切り上げタイミングを図るのが店長では、直接契約の有る無しは、もはや関係ないんですけども・・・。

まあ別に、最後の責任は、一番えらい人が取るのが訴訟だから、この間違ってるかもしれない詳細も問題もなく、直接契約の有る無しは関係無いんだけれどもね。

続きは明日 ※某飛脚便は立川○ミネで、下請け業者に身分偽装を強要していますw。