ちょいと法律屋２０ 進まぬ流れ

　関連書類を提出するように百式に打診すると、全部引越しの際に捨ててしまったらしい。
まあ、確かに、こんなトラブルに巻き込まれるなんて思いもしないだろうが、どこか真剣さが足りないような気がするんですが、態度のはしばしに・・・。

それならばと、その契約した店舗に赴き、契約書類を取り寄せてもらうようにすると、そのお店が潰れている・・・。

では、その際のクレジットカードはと尋ねると、これも捨てているらしい。
まあ、自己破産の際に、弁護士がカードの処分を薦めたかららしいのだが、これがあればぜんぜん進展が違うんですが。

携帯電話の番号から、その携帯会社（ドコモとかＡＵとかの電話会社）に連絡して、その契約書類を取り寄せることを提案すると、百式の住む近所にはその直営店が無いといわれる。

で、自己破産の際の弁護士に提出した書類の中にその契約書があるので、弁護士に面会して提出を求めることを打診すると、小平から調布に行くまでの交通費が無いといわれる。

ようは、俺の問題ならば、それこそ数日で集まる書類も、この百式に関わるとすべてが極端に遅延するのである。
占い師用語で言うならばこれこそ「業の深い人物」に該当するのだが、本人は大作教のためか、それを微塵も信じないし。

弱った。マジで・・・。

続きは明日　
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