天雅日記令和版 

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9月16日 ちょいと法律屋(7) 行政書士登場

 秋葉の行きつけの店で、行政書士の宅田と待ち合わせる。

見た目はやせぎすなところがあるが、さすが本業だけあり、俺などよりその手の方法には精通している。
弁護士などにも知人は多い自分だが、相手が悪質であればあるほど、このセンセイよりも頼りになる人を俺は知らない。

俺と百式は、それぞれ今までの経緯を説明し、内容証明の作成を依頼した。
無論、センセイが文章を作成しやすいように、今回の訴状にも転用してある自分の陳述書をはじめ、複数の資料を持参したが、まだそれだけでは足りぬらしい。

ただ、百式の話を聞けば、解雇権の濫用から来る解雇予告手当ての請求は可能な点と、慰謝料としてさらに金額の増加は可能ではあっても、100万円という金額は法外で、せいぜい40万円程度が争い無く請求可能な金額だとの見解である。

多少、俺と百式もその見解に困惑はしたが、所詮は第一段階での話である。
加えて、向こうから、こちらに有利なアクシデントも起こすはずなため、それをテコに行動すれば済む話なのだからと高をくくり、正式に宅田行政書士内容証明郵便の作成を依頼した。

ちなみに、宅田センセイは法律家として優秀なのだが、酒に飲まれてしまうのが欠点である。

その姿は、ヤッターマンボヤッキーに似てくるから不思議なもので、俺は密かにこの日からセンセイのことを「葛飾の酔いどれボヤッキー」と読んでいたりする。

続きは明日。

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