天雅日記令和版 

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7月23日 推定相続人の廃除と相続放棄

 予備校の集中講義もひとまず終わり、自習気味に日々ノートのまとめ直しと学習で見えてきた弱点の補強を目指す。

予備校まで行き、自習室を使うのも良いのだが、低学歴のクセに何故か法律関連の書籍は充実しているので、わざわざ予備校まで行くよりも、自宅で勉強するほうがはかどるのである。

法律関連とは言っても「女を守る法律知識」とか「痛快!丸山法律塾」みたいなライト系なものから、子供の頭に落としたら致命傷になるような重さと厚さの「模範六法」まであり、民法や商法なんぞは講学上の概念だけでは論点が見えて来ないので、実例が充実している模範六法などで実例の知識を補いながら、法的概念という、パズルの不足分のピースを探すような感じで勉強しないと、些細なことでもつまずくことが多いタイプなので、勉強が行き詰るのである。

で、以前も別な日記で書いたのだが、行政書士になったら真っ先に着手することが見付かったのでここに記しておく。

それは「推定相続人の廃除と相続放棄」であり、前者は自分が非相続人となり、後者はこちらが相続人となるのだが、これを行うことにより法的には義絶が完成すると見て間違いないはずである。

まず、推定相続人の廃除を行わないと、自分が50歳で死んだと仮定すると、自分に妻子が居たとしてもかなりハードな遺産争いが展開しそうで恐ろしいのである。
自分にはまだ妻子は居ないので、これでストレートに行政書士になれたとして、39歳くらいで結婚すると、恐らくそのころは子供がいるとしても10歳前後、嫁も自分と同い年なら50くらい、燎の話だと、燎の姪の友人を自分が行政書士になれば紹介してくれるらしいので、そこから逆算すると、まだ40歳くらいである。

40くらいの女性が、子供を一人抱えて今までの収入が無くなる状況で生活するのだから、保険金や遺産は、基本的にはその家族に残しそうなものなのだが、ここで法定相続分などを振りかざしそうな人物が、自分を含めた4人家族の中で3人も(つーか俺以外全員)居るのでまったく油断がならないのである。

自分が19歳のときに始めて生保に加入したときに、両親をその受取人に指定したのだが、このときも
「俺が死ねば保険金でシーマが買えるんだけど」
と言った時に、5秒ほど沈黙した父の顔が今でも忘れられない。

母親に至っては、月60万近くの夫婦の収入がありながら、1000万近くの借金を無駄なブランド物の購入で作り上げた才能の持ち主で、今でもこの才能が発揮されていることから60歳になっても貯蓄はほぼゼロ。
自分の亭主が花粉症で苦しんでいても、空気清浄機(2万)の購入は頑として認めないのに、家計を握る自分の権力を悪用して、新作のビトンのバック(15万なり)は発売日に即決で購入するような性格である。

そして、他家に嫁いだ姉だが、これもまた物欲には弱く、子育てが大嫌いな姉が、周囲の要請に屈した大きな原因は、パソコンの買い替えの許可だったのがイヤ過ぎるんですが。弟として。
最近でも、物忘れが酷くなってきた父親の脳の老齢化を防ぐためにパソコンの脳トレーニング系のゲームをやらせようと思い立ち、2年も貸し出していた父のノートパソコンの返却を切り出したところ、即座に拒否したので、法律用語の連発を直撃させて潰したのだが、これも法律を自分が勉強していなければいつものワガママ気合で押し切ろうとしていたことは明白だったりする。

このような、相続人たちとの悪縁を断ち切る制度が「推定相続人の廃除」で、これを家裁経由で行えば彼らに遺産が渡る事は無くなるので、かなりの抑止力になることは間違いない。
無論、この制度にも、反論は可能なので、お互いの意見の相違が有る場合には法廷でやりあうことになるのだろうが、理詰めで物事を考えるのが苦手なあの3人では、廃除的確が覆されるほどの説得力を持たせることは難しいと思われる。

さらに、「相続放棄」だが、これはこちらから、彼らに対して念書を郵送するだけでことは足り、相続人としての権利を放棄するだけなので、そのときは問題は発生しにくいと思われる。

んま、このようにシミュレーションしても、最大の敵はやはり姉であり、いくら法的に事を運んでいても、最後は感情論を炸裂させて自分に有利に物事を運ぼうとするので、最後まで策は講じて置かねばならないのが自分の将来の懸念です。

父が70になるころには、足の悪くなった母親は65で、そのころは本気で親の面倒をみることも考えるのが人としては当然なのだが、この年でも貯金もしないでバカスカ使うような真似をして、病気のときにも看病一つしないような人物の面倒見る気は俺にはないんですが、そう言う状況でも
「あんたは同居してたんだから、面倒を見るべきよ!」
とか言うのだろうが、父親のボケを心配してのノーパソの返却要求にも、自分の日々の快適なパソコン環境が失われるいう自己中な理由で拒否を示し、母親の還暦にも資金不足から黙殺を選んだような人間の語るような常識には説得力なぞ有りませんが、元来常識に大きく欠けるだけに46にもなった時には厚かましさは加速度的に増すので、明るくない未来しか見えないのがきついです。

今も行政書士になるべく、37歳の工業高校卒にしてはかなり無理な努力を重ねていますが、将来は将来で自分の家族のために、本来は発生し得ない血みどろのサバイバルを実の家族と行うのが避けられないとは、つくづく業の深い人生カモ?

無心になれるから、勉強でもするかな。もう少し。