岩木山神社その１ 青森県弘前市大字百沢字寺沢２７

○御祭神

　顕国魂神（大国主）、多都比姫神（弁財天）、宇賀能売神、大山祇神、坂上刈田麿命

江戸のころは、藩主様の祈願所であったことから、一般人の禁足地だった百沢寺（岩木山神社）。

 

救われぬ魂であるうちのパパが、子供のころの御山参詣の際にはいつも笛吹き童子として集落の人々を先導して登った素晴らしき聖地でもある岩木山神社。

 

津軽の人々の崇敬を一身に集めるその流麗な姿と、奥日光とも讃えられるほどの豪壮な作りの社殿に相応しく、明治以前では沢山の修験者の修行の地の百沢寺だった岩木山神社。

 

そんな聖地なのに、２０年前に私が昇殿参拝をするまで一度もお賽銭を入れたことが無い救われぬ魂。

 

集落どころか、青森にも多大な貢献をした伯父が亡くなるのなら、うちの救われぬ魂を捨て駒として真っ先に身代わりで召されるべきだと痛感するのだが、そういう俺の思いとは別に素晴らしい御神徳を揮われる岩木山神社さま。

 

そんな救われぬ魂の、相変わらずな津軽紀行はそのうち別ブログでやる予定だが、崇敬する者に惜しみない御神徳を発揮されるのが往古から続く聖地のこちらである。

 

まず、スマホでキャーキャーする一般の方々に耳寄りなのが、普通に参拝して御土を購入して部屋に置くだけで、けっこうな確立で運気を向上してくれることでしょう。

 

その運気向上自体は、神気を帯びた御土が悪いものを払いのけてくださり、本来の運気をもたらすというものなので、無駄なプライドで他人様を不幸にしたり、くだらないこだわりで他人様の邪魔ばかりする人以外の、素直な気持ちを持ち続ける方にはいい感じで運気の向上をもたらすそう。

 

また、人の痛みを知り、他人に寄り添うことを考慮する人には、こちらの神様は進んでお力を貸してくださるので、他人を蹴落とすとか利用して捨てるとかは基本考えないほうがいい感じ。

 

なにより大地のお恵みに感謝して、今の人生への感謝に素直に手を合わせられるようになることが、こちらの神様の御神徳にもある五穀豊穣につながるため、それが縁結びや進学や就職への一助になるとのこと。

 

異常に優秀な総理や与党が推進するような、大地を汚し続ける原発再稼動や推進は、所詮はこの大地に根ざして生きるしかない人間という種の否定につながるので分限を弁えぬ思いあがりの象徴なのですが、これとは正反対の過去から連綿と続く大地の恵みや先祖の遺徳に感謝しつつ日々を努力するものには無限の可能性を与えてくださるとのこと。

 

その２に続く