法律を知ると、どうも就活がやりにくい。
違法労働問題で、あれだけしつこく百式とともに大企業と戦った自分だが、職探しのために面接を重ねると、残業代では上記の時給を下回る企業が大半だったりする。
都内の最低時給は７９1円であり、これに法定の加算分で計算すると、表題の９８８．７５円が算出される。
しかし、この１週間で受けた三社でこれを守るのは一社のみ。
正確には面接まで行った会社で、これを守るのはおおよそ１／５程度。
面接まで行かないと、細かい給与の計算が出来ない表記がほとんどなので、これ以上のデーターは無いが多分似たような状態でしょう。
法律を知らなければ、気軽にこういうところでも働くんでしょうが、一度知ると腰掛とは言え気乗りしないのが現実。
てか、労働基準法で定められている未払い分を、法的に支払わせるのは容易でも、わざわざ実害を被りに行くのはバカらしいので、合格してもお断りすることになる・・・。
総支給が２６万円でも、１日１６時間拘束なため時給に換算すると５００円程度だったり、見習い期間中は残業が出ないのに、商品事故は全額自分持ちなどの職場が最近は多いんですが、これはほとんどが違法。
違法だと知っていても、苦渋の決断で働いて実害を被るくらいなら、良い求人の出るのを待って、日々体を鍛えておくほうがマシと言うもの。
大きな矛盾を感じますが、それが現実なので甘んじて受け入れるしかなさそうです。
まあ、それも失業給付が延長されているから、甘んじてられるんですが・・・。
まあ、それも失業給付が延長されているから、甘んじてられるんですが・・・。
法律を知らない人は大変だけど、知っていればいるで大変だとは思いもよりませんでしたよ。
