天雅日記令和版 

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2月25日 スケルトンクルー

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 最新イージス艦愛宕と漁船の衝突事故で、海上自衛隊の練度の低さが叫ばれている。

確かにあの湾内で自動航行はいただけない。
おまけに、艦長が浦賀水道航行中なのに、CIC(戦闘指揮所)にも艦橋にも居らず、自室で睡眠中だったという噂まである。
加えて、事故の一報が遅かったということで、助けられる命を遭難させてしまったと言うこともある。

確かに不祥事てんこ盛りである。

しかし、トップがその程度だったとしても、愛宕の乗員全部が練度不足だったとは思えない。

通常、護衛艦乗りでも生え抜きの人間が、イージス艦に配属される。

そして、新造艦には、以後に続く乗員の水準を高めるために、初期配備の人員には特に精鋭と思われるものを各隊から招集し配属するのが旧軍からのならわしであり、この乗員をスケルトンクルーと呼ぶのである。

そのことから勘案すれば、おのずと今回の衝突事故は、漁船側に非があるように自分には思えてならない。

あくまでも推測ではある、が。

ちなみに、大型船同士だと、500mほどの広い間隔でも、一般自家用車で言うと壁際3㎝ですり抜けるくらいに感じるらしい。

「あの広い海で衝突するなんて…」
というコメントを、とあるニュースの出演者がしていましたが、こういう感覚こそ報道しなければいけないと自分は考える。

それと、複数の小型船が、イージス艦の周囲を様々な方向に回避していく動きを大型艦側から想像するに、やはり相手が避けてくれるほうが安全だと思うことこそあれ、自分から舵を切って小回りなどをすれば、また別な船に衝突する可能性が出てくるのだから、判断に迷いが生じるのも否めないような気が…。

まあ、それでも、自動航行なんてのは、プレステのゲームじゃないんだから、切らなきゃいけないとは思うんですけど。

ちなみに、三浦和義容疑者がサイパンで逮捕されましたが、こちらのニュースはどうでも良いです。
確か水の江瀧子の甥なんですよね。
好きだったなあ「独占!女の60分」は。

遭難者の捜索は打ち切られたそうですが、1日も早いご帰宅を切に願います。

画像は、ミニイージスシステム搭載の試験艦あすかと護衛艦群です。
被写体としては良いんだけど、こんな事件があるとなぁ。