自分の今日の予定は、この東京つーか関東の大守護神である平将門様を奉る神田明神さまに参拝後、足繁く通うことにしている東京大神宮と浅草寺に詣でるので、昼飯ぐらいはこの友人とご一緒することが出来るのである。
久々の晴れなので、この友人との会食が無ければバイクでも良いのだが、昼過ぎからまた雨が降るとの予報なので、傘を持っていくことにしたのだが、何故か折り畳み傘が一つも無い。
傘自体は、ブランドが何よりもスキスキ大好きな捨て子（戸籍上の実母）の買物依存症のせいでブランド系の傘が軽く３０本以上はあるのだが、俺が買い置きしてる実用的な折り畳み傘が無くなるのが不思議でならないんですが。
ウチには買物依存症の捨て子や、責任転嫁が大好きな無責任主義の末っ子(父君)だけではなく、どうやら泥棒もいるような。ムウ、許せぬ。
初夏の日差しを避けながら、神田明神で待つことしばし、癌患者が現れるのだが、見た目よりも元気そうなのでまず安心。
向こうも軽度の鬱の疑いのある自分が以前よりも痩せているので少し驚いたようだが、顔色自体は元気そうなので一安心したそうな。
つーか、俺が痩せたのは、腕立て１５０回を腹筋２００回に変えた賜物で、内臓が腹筋で締め上げられるために余計な食事が入らないので痩せただけなんですが･･･。
ちなみに今食べ放題とか行っても、確実に赤字に近いような。
つーか、普通の焼肉屋さんで酒飲んでも４０００円もしないかも。
神田明神に参拝後、どこに行くかで揉めてるときに、宗教法人神田神社のビジネスライクな一面を垣間見る。
お百度石に結ぶ紙製のリボンみたいなものがそうなんだが、２０回に１回これを結ぶようにして、全ての願懸け(健康運、商売運、家庭運、縁結びその他)とかしたら、これだけでけっこうな額になるような････。
つーか、俺的には、お百度とかするときは、よほど金銭的に窮乏しているときだし、これでこれだけの額を出すのなら、普通に昇殿参拝とかしたほうが効くような気がするんですが････。
そもそも、自分としては、お百度が効くかどうかは疑問なんですけれども。
てなことを、お百度石の前で声高に議論していると、途端に癌患者と鬱病が２人しいて息苦しくなり、この経験から効くような気がするので、これ以上の言及は止めることにした。
神田明神様、いつもご守護有難うございます。
駅前に移動し、いつも行く｢築地植村｣の支店を探すと、いつの間にやら閉鎖されている。
仕方がなく、別な店に行こうとすると、他の店では昼時は禁煙とのことで癌患者が怒り出す。
「俺が払うんだから我慢しろ」と言いたいが、命に関わる癌を克服して疲れているのだろうからと自分に言い聞かせ、大人な応対を重ねると、ふと左側に｢銀座アスター｣と看板が目に入るので、そちらに行くことにする。
地上２１階、神田明神からほど近くにあるこの中華レストランは、癌患者が言うに、ドクターコパお勧めのレストランで、運気が落ちかけたときに上げるには最高のレストランらしい。
著書の中では店名は秘していたそうだが、神田明神様の近くで、御茶ノ水の駅からも程近い、周りに高い建物が無い中華レストランといえば、恐らくここしかないのだろうと自分も思う。
１人前３５００円のランチは、値段以上のものがあり、周囲に貧乏人が居ないことも手伝い最上の時を味あわせてくれる。
むー、俺様ご満悦。
こんな良い流れに乗れたのも、間違いなくお百度石の効果が無いことを見抜いたからだと癌患者に指摘して笑いを取ると、２人とも急にせき咽ぶ。
違うようですね、スンマセンでした。ハイ。
食事後は飯田橋の東京大神宮にも参詣し、その後秋葉経由で浅草に行くのだが、ここで２人とも病人なために疲れを感じたので、軽く休憩を入れることにする。
ＪＲの駅とリンクしているドトールだかに入ろうとしたときに、軽くその上を見ると、上階の居酒屋で時間制で喫茶コーナーもしていることに気が付く。
急遽行き先を２階から６階に変更。
６階の居酒屋は、ジャズが流れる落ち着いた店で、最初は甘味とコーヒーのセットで過ごしていたが、梅酒のバリエーションだけでも素晴らしい落ち着いた空間なので、ゆるりと梅酒のロックを飲みながらくつろいだ時間を過ごさせてもらう。
んー、んまい。
生まれて始めてにごり梅酒なんてものを飲んだのだが、これ一杯で今回の天珠を身に付けた試練の数々も許せるような気になってくる。
ちなみに、癌患者も飲み始めたのだが、手術後２週間は確か酒やタバコはまずいような気がするんですが････。
飲酒とその落ち着いた空間でご機嫌さは進み、このまま家に帰りたいのだが、このまま帰っても多分先ほどから降り続く豪雨で中央線が止まりそうなので、酔った体にムチを打ち浅草に向かうことにする。
飲みながら冗談で
「これで雨でも上がっていたら、浅草行かなきゃだよね、あたしも」
などと癌患者が言っていたのだが、筑波エキスプレスに乗るために外に出ると、雨が止んでたのには驚かされたんですが。ええ。
浅草で参拝中に、天珠の色が薄いことを指摘され、竜神様が帰ってしまったのかと思い、心配すると途端に頭上に声が響いてくる。
「こちらを見ろ、常に守っているぞ」と。
怪訝な気持ちで東の空を見上げると、派手なご登場をする竜神様。
さっき雨を止ませてくれたのもどうやら竜神様らしいです。力技がお好きなようです・・・・・。
今日のラッキーは、全て誕生日プレゼントと、ダメな会社と縁が切れたことで自分の運気が戻ってきたことから来る反動で、ラッキーが連鎖していたそうです。
ちなみに中央線ですが、やはりあのまま秋葉から帰宅していたのでは、山梨で崖崩れがあった影響で途中で止まっていたらしいです。
神様からの守護が強いのも、良いんだか悪いんだか。
